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diff --git a/doc/ja/weechat_relay_protocol.ja.asciidoc b/doc/ja/weechat_relay_protocol.ja.asciidoc index 29c78762a..d17cbbaaf 100644 --- a/doc/ja/weechat_relay_protocol.ja.asciidoc +++ b/doc/ja/weechat_relay_protocol.ja.asciidoc @@ -25,15 +25,15 @@ この文書では以下の用語を利用します: -* 'リレー': これは relay プラグインを備えた WeeChat を指し、"サーバ" - のように振る舞い、'クライアント' からの接続を受け付けます -* 'クライアント': これは他のソフトウェアのことを指し、ネットワークを介して 'リレー' - に接続します; 多くの場合、'クライアント' はリモートインターフェイスのことを指します。 +* _リレー_: これは relay プラグインを備えた WeeChat を指し、"サーバ" + のように振る舞い、_クライアント_ からの接続を受け付けます +* _クライアント_: これは他のソフトウェアのことを指し、ネットワークを介して _リレー_ + に接続します; 多くの場合、_クライアント_ はリモートインターフェイスのことを指します。 [[network_diagram]] === ネットワーク図 -以下の図に示すように'クライアント' は'リレー' に接続しています: +以下の図に示すように_クライアント_ は_リレー_ に接続しています: .... ┌────────────────┐ ワークステーション @@ -54,20 +54,20 @@ .... [NOTE] -この文書で述べる全てのクライアントは'リレー' プラグインの 'weechat' プロトコルを使っています。また'リレー' -プラグインは IRC クライアントからの接続を受け入れることができます、この場合'リレー' -プラグインは 'IRC プロキシ' のように振舞います (この文書では説明しません)。 +この文書で述べる全てのクライアントは_リレー_ プラグインの _weechat_ プロトコルを使っています。また_リレー_ +プラグインは IRC クライアントからの接続を受け入れることができます、この場合_リレー_ +プラグインは _IRC プロキシ_ のように振舞います (この文書では説明しません)。 [[protocol_generalities]] == プロトコルの一般的説明 -* 'リレー' プラグインは新しい接続を受け入れるために IP/port をリッスンし、'クライアント' - は TCP ソケットを使って'リレー' に接続します。 -* 'クライアント' の数はオプション 'relay.network.max_clients' で制限されています。 -* それぞれの'クライアント' が自分以外のクライアントと協調して動くことはできません。 -* 'クライアント' から'リレー' へのメッセージを'コマンド' +* _リレー_ プラグインは新しい接続を受け入れるために IP/port をリッスンし、_クライアント_ + は TCP ソケットを使って_リレー_ に接続します。 +* _クライアント_ の数はオプション _relay.network.max_clients_ で制限されています。 +* それぞれの_クライアント_ が自分以外のクライアントと協調して動くことはできません。 +* _クライアント_ から_リレー_ へのメッセージを_コマンド_ と呼び、これはテキスト形式 (文字列) で送信されます。 -* 'リレー' から'クライアント' へのメッセージを'メッセージ' +* _リレー_ から_クライアント_ へのメッセージを_メッセージ_ と呼び、これはバイナリデータとして送信されます。 [[commands]] @@ -77,11 +77,11 @@ フィールドは: -* 'id': 'リレー' からの応答に含まれる任意指定のメッセージ識別子; +* _id_: _リレー_ からの応答に含まれる任意指定のメッセージ識別子; 識別子は必ず括弧で括り、アンダースコア ("_") を最初につけるのは禁止されています - (アンダースコアが最初についている識別子は WeeChat 'event' メッセージ用に予約されています) -* 'command': コマンド (以下のテーブルを参照) -* 'arguments': コマンドに対する任意指定の引数 + (アンダースコアが最初についている識別子は WeeChat _event_ メッセージ用に予約されています) +* _command_: コマンド (以下のテーブルを参照) +* _arguments_: コマンドに対する任意指定の引数 (複数の引数を渡す場合は空白で区切ってください)。 利用可能なコマンドのリスト (詳しくは次の章を参照): @@ -89,23 +89,23 @@ [width="80%",cols="^3m,14",options="header"] |=== | コマンド | 説明 -| init | 'リレー' 接続を初期化 -| hdata | 'hdata' を要求 -| info | 'インフォ' を要求 -| infolist | 'インフォリスト' を要求 -| nicklist | 'ニックネームリスト' を要求 +| init | _リレー_ 接続を初期化 +| hdata | _hdata_ を要求 +| info | _インフォ_ を要求 +| infolist | _インフォリスト_ を要求 +| nicklist | _ニックネームリスト_ を要求 | input | バッファにデータを送信 (テキストまたはコマンド) | sync | バッファを同期 (バッファの最新情報を取得) | desync | バッファを非同期 (バッファの更新を止める) -| quit | 'リレー' から切断 +| quit | _リレー_ から切断 |=== [[command_init]] === init -'リレー' 接続を初期化。'リレー' -に送るコマンドは必ずこのコマンドから始めてください。'リレー' -がこのコマンドを受信していない場合、'リレー' は最初のコマンドを受け取った時点で警告無しに接続を閉じます。 +_リレー_ 接続を初期化。_リレー_ +に送るコマンドは必ずこのコマンドから始めてください。_リレー_ +がこのコマンドを受信していない場合、_リレー_ は最初のコマンドを受け取った時点で警告無しに接続を閉じます。 構文: @@ -115,15 +115,15 @@ init [<option>=<value>,[<option>=<value>,...]] 引数: -* 'option': 以下のうちの 1 つ: -** 'password': 'リレー' の認証用パスワード (WeeChat の - 'relay.network.password' オプション) -** 'compression': 圧縮タイプ: -*** 'zlib': 'リレー' から受信するメッセージに対して 'zlib' 圧縮を使う -*** 'off': 圧縮を使わない +* _option_: 以下のうちの 1 つ: +** _password_: _リレー_ の認証用パスワード (WeeChat の + _relay.network.password_ オプション) +** _compression_: 圧縮タイプ: +*** _zlib_: _リレー_ から受信するメッセージに対して _zlib_ 圧縮を使う +*** _off_: 圧縮を使わない [NOTE] -'リレー' が 'zlib' 圧縮をサポートする場合、'zlib' 圧縮はデフォルトで有効化されます。 +_リレー_ が _zlib_ 圧縮をサポートする場合、_zlib_ 圧縮はデフォルトで有効化されます。 例: @@ -138,7 +138,7 @@ init password=mypass,compression=off [[command_hdata]] === hdata -'hdata' を要求。 +_hdata_ を要求。 構文: @@ -148,14 +148,14 @@ init password=mypass,compression=off 引数: -* 'path': hdata へのパス、書式: "hdata:pointer/var/var/.../var"、最後の +* _path_: hdata へのパス、書式: "hdata:pointer/var/var/.../var"、最後の var に対応する hdata が返されます: -** 'hdata': hdata の名前 -** 'pointer': ポインタ ("0x12345") またはリスト名 (例: "gui_buffers") +** _hdata_: hdata の名前 +** _pointer_: ポインタ ("0x12345") またはリスト名 (例: "gui_buffers") (番号も可能、以下を参照) -** 'var': 親 hdata に含まれる変数名 (パスで言う 1 つ前の名前) +** _var_: 親 hdata に含まれる変数名 (パスで言う 1 つ前の名前) (番号も可能、以下を参照) -* 'keys': hdata で返すキーのコンマ区切りリスト +* _keys_: hdata で返すキーのコンマ区切りリスト (指定しなかった場合、全てのキーが返されます。強大な hdata 構造体の場合全てのキーを返すことはお勧めしません) ポインタと変数の後に番号を指定することができます。書式は @@ -163,7 +163,7 @@ init password=mypass,compression=off * 正数: N 回次の要素への反復を繰り返す * 負数: N 回前の要素への反復を繰り返す -* '*': 最後の要素まで、次の要素への反復を繰り返す +* _*_: 最後の要素まで、次の要素への反復を繰り返す 例: @@ -183,7 +183,7 @@ hdata buffer:gui_buffers full_name [[command_info]] === info -'インフォ' を要求。 +_インフォ_ を要求。 構文: @@ -193,7 +193,7 @@ hdata buffer:gui_buffers full_name 引数: -* 'name': 読み出すインフォの名前 +* _name_: 読み出すインフォの名前 例: @@ -204,7 +204,7 @@ info version [[command_infolist]] === infolist -'インフォリスト' を要求。 +_インフォリスト_ を要求。 [IMPORTANT] インフォリストの内容は実際のデータの複製です。可能な限り <<command_hdata,hdata>> @@ -219,9 +219,9 @@ info version 引数: -* 'name': 取得するインフォリストの名前 -* 'pointer': ポインタ (任意) -* 'arguments': 引数 (任意) +* _name_: 取得するインフォリストの名前 +* _pointer_: ポインタ (任意) +* _arguments_: 引数 (任意) 例: @@ -232,7 +232,7 @@ infolist buffer [[command_nicklist]] === nicklist -1 つまたは全てのバッファから'ニックネームリスト' を要求。 +1 つまたは全てのバッファから_ニックネームリスト_ を要求。 構文: @@ -242,8 +242,8 @@ infolist buffer 引数: -* 'buffer': ポインタ ('0x12345') またはバッファの完全な名前 (例: - 'core.weechat' または 'irc.freenode.#weechat') +* _buffer_: ポインタ (_0x12345_) またはバッファの完全な名前 (例: + _core.weechat_ または _irc.freenode.#weechat_) 例: @@ -268,9 +268,9 @@ input <buffer> <data> 引数: -* 'buffer': ポインタ ('0x12345') またはバッファの完全な名前 (例: - 'core.weechat' または 'irc.freenode.#weechat') -* 'data': バッファに送信するデータ: '/' +* _buffer_: ポインタ (_0x12345_) またはバッファの完全な名前 (例: + _core.weechat_ または _irc.freenode.#weechat_) +* _data_: バッファに送信するデータ: `/` で始まる場合、バッファ内でコマンドとして実行されます、それ以外の場合、テキストはバッファの入力として送信されます。 例: @@ -300,21 +300,21 @@ sync [<buffer>[,<buffer>...] <option>[,<option>...]] 引数: -* 'buffer': ポインタ ('0x12345') またはバッファの完全な名前 (例: - 'core.weechat' または 'irc.freenode.#weechat'); +* _buffer_: ポインタ (_0x12345_) またはバッファの完全な名前 (例: + _core.weechat_ または _irc.freenode.#weechat_); 全てのバッファを指定するには "*" を使ってください -* 'options': 以下に挙げるキーワード、コンマ区切り ("*" に対するデフォルトは - 'buffers,upgrade,buffer,nicklist' 、バッファに対するデフォルトは 'buffer,nicklist'): -** 'buffers': バッファに関するシグナルを受け取る +* _options_: 以下に挙げるキーワード、コンマ区切り ("*" に対するデフォルトは + _buffers,upgrade,buffer,nicklist_ 、バッファに対するデフォルトは _buffer,nicklist_): +** _buffers_: バッファに関するシグナルを受け取る (オープン/クローズ、移動、リネーム、マージ/アンマージ、隠す/隠さない); これは名前が "*" の場合のみ利用可能 _(WeeChat バージョン 0.4.1 以上で利用可)_ -** 'upgrade': WeeChat アップグレードに関するシグナルを受信 (アップグレード、アップグレードの終了); +** _upgrade_: WeeChat アップグレードに関するシグナルを受信 (アップグレード、アップグレードの終了); 名前が "*" のバッファに対してのみ利用可能 _(WeeChat バージョン 0.4.1 以上で利用可)_ -** 'buffer': バッファに関するシグナルを受信 - (新しい行、型の変更、タイトルの変更、ローカル変数の追加/削除、'buffers' +** _buffer_: バッファに関するシグナルを受信 + (新しい行、型の変更、タイトルの変更、ローカル変数の追加/削除、_buffers_ と同じバッファに関するシグナル) _(WeeChat バージョン 0.4.1 で更新)_ -** 'nicklist': 変更後にニックネームリストを受信 +** _nicklist_: 変更後にニックネームリストを受信 例: @@ -345,7 +345,7 @@ _WeeChat バージョン 0.4.1 で更新。_ 更新を中止して 1 つまたは複数のバッファの同期を中止。 [NOTE] -バッファの'オプション' +バッファの_オプション_ を削除します。バッファに対する一部のオプションがまだ有効な場合、クライアントはバッファに対するアップデートを受け取ります。 構文: @@ -356,11 +356,11 @@ desync [<buffer>[,<buffer>...] <option>[,<option>...]] 引数: -* 'buffer': ポインタ ('0x12345') またはバッファの完全な名前 (例: - 'core.weechat' または 'irc.freenode.#weechat'); +* _buffer_: ポインタ (_0x12345_) またはバッファの完全な名前 (例: + _core.weechat_ または _irc.freenode.#weechat_); 全てのバッファを指定するには "*" を使ってください -* 'options': 以下に挙げるキーワード、コンマ区切り ("*" に対するデフォルトは - 'buffers,upgrade,buffer,nicklist' 、バッファに対するデフォルトは 'buffer,nicklist'): +* _options_: 以下に挙げるキーワード、コンマ区切り ("*" に対するデフォルトは + _buffers,upgrade,buffer,nicklist_ 、バッファに対するデフォルトは _buffer,nicklist_): 値に関する詳しい情報は <<command_sync,sync コマンド>>をご覧ください [NOTE] @@ -458,7 +458,7 @@ ping 1370802127000 [[command_quit]] === quit -'リレー' から切断。 +_リレー_ から切断。 構文: @@ -489,37 +489,37 @@ quit 'length' バイト .... -* 'length' (符号なし整数型): メッセージ全体のバイト数 +* _length_ (符号なし整数型): メッセージ全体のバイト数 (このフィールドを含む) -* 'compression' (バイト型): フラグ: -** '0x00': これ以降のデータは圧縮されていません -** '0x01': これ以降のデータは 'zlib' で圧縮されています -* 'id' (文字列型): クライアントが送信した識別子 (コマンド名の前につけられる); +* _compression_ (バイト型): フラグ: +** _0x00_: これ以降のデータは圧縮されていません +** _0x01_: これ以降のデータは _zlib_ で圧縮されています +* _id_ (文字列型): クライアントが送信した識別子 (コマンド名の前につけられる); コマンドに識別子が含まれない場合は空文字列でも可 (内容を含まない長さゼロの文字列) -* 'type' (3 文字): 型の種類: 3 文字 (以下の表を参照) -* 'object': オブジェクト (以下の表を参照) +* _type_ (3 文字): 型の種類: 3 文字 (以下の表を参照) +* _object_: オブジェクト (以下の表を参照) [[message_compression]] === 圧縮 -'compression' フラグが 0x01 の場合、これ以降の*全ての* データは 'zlib' +_compression_ フラグが 0x01 の場合、これ以降の*全ての* データは _zlib_ で圧縮されているため、処理前に必ず展開してください。 [[message_identifier]] === 識別子 -識別子 ('id') には 2 種類あります: +識別子 (_id_) には 2 種類あります: -* 'クライアント' が送信する 'id': 'リレー' は 'id' を含む受信メッセージに対して同じ 'id' を付けて応答します。 -* イベントの 'id': 一部のイベントで、'リレー' は 'クライアント' に向けて特別な、アンダースコアで始まる、'id' +* _クライアント_ が送信する _id_: _リレー_ は _id_ を含む受信メッセージに対して同じ _id_ を付けて応答します。 +* イベントの _id_: 一部のイベントで、_リレー_ は _クライアント_ に向けて特別な、アンダースコアで始まる、_id_ を含むメッセージを送信します (以下の表を参照) WeeChat の予約識別子: [width="100%",cols="5,5,3,4,7",options="header"] |=== -| 識別子 | 'sync' で受信 | 送信されるデータ | +| 識別子 | _sync_ で受信 | 送信されるデータ | 説明 | 推奨するクライアントの挙動 | _buffer_opened | buffers / buffer | hdata: buffer | @@ -595,8 +595,8 @@ hdata として送られるデータ: |=== | 名前 | 型 | 説明 | number | integer | バッファ番号 (1 以上) -| full_name | string | 完全な名前 (例: 'irc.freenode.#weechat') -| short_name | string | 短い名前 (例: '#weechat') +| full_name | string | 完全な名前 (例: _irc.freenode.#weechat_) +| short_name | string | 短い名前 (例: _#weechat_) | nicklist | integer | バッファがニックネームリストを持つ場合 1、それ以外は 0 | title | string | バッファのタイトル | local_variables | hashtable | ローカル変数 @@ -604,8 +604,8 @@ hdata として送られるデータ: | next_buffer | pointer | 次のバッファへのポインタ |=== -例: freenode の '#weechat' チャンネルに参加、新しいバッファは -'irc.freenode.#weechat': +例: freenode の _#weechat_ チャンネルに参加、新しいバッファは +_irc.freenode.#weechat_: [source,python] ---- @@ -638,12 +638,12 @@ hdata として送られるデータ: |=== | 名前 | 型 | 説明 | number | integer | バッファ番号 (1 以上) -| full_name | string | 完全な名前 (例: 'irc.freenode.#weechat') +| full_name | string | 完全な名前 (例: _irc.freenode.#weechat_) | prev_buffer | pointer | 前のバッファへのポインタ | next_buffer | pointer | 次のバッファへのポインタ |=== -例: バッファ 'irc.freenode.#weechat' を番号 2 に移動: +例: バッファ _irc.freenode.#weechat_ を番号 2 に移動: [source,python] ---- @@ -671,12 +671,12 @@ hdata として送られるデータ: |=== | 名前 | 型 | 説明 | number | integer | バッファ番号 (1 以上) -| full_name | string | 完全な名前 (例: 'irc.freenode.#weechat') +| full_name | string | 完全な名前 (例: _irc.freenode.#weechat_) | prev_buffer | pointer | 前のバッファへのポインタ | next_buffer | pointer | 次のバッファへのポインタ |=== -例: バッファ 'irc.freenode.#weechat' をバッファ #2 とマージ: +例: バッファ _irc.freenode.#weechat_ をバッファ #2 とマージ: [source,python] ---- @@ -704,12 +704,12 @@ hdata として送られるデータ: |=== | 名前 | 型 | 説明 | number | integer | バッファ番号 (1 以上) -| full_name | string | 完全な名前 (例: 'irc.freenode.#weechat') +| full_name | string | 完全な名前 (例: _irc.freenode.#weechat_) | prev_buffer | pointer | 前のバッファへのポインタ | next_buffer | pointer | 次のバッファへのポインタ |=== -例: バッファ 'irc.freenode.#weechat' をアンマージ: +例: バッファ _irc.freenode.#weechat_ をアンマージ: [source,python] ---- @@ -739,12 +739,12 @@ hdata として送られるデータ: |=== | 名前 | 型 | 説明 | number | integer | バッファ番号 (1 以上) -| full_name | string | 完全な名前 (例: 'irc.freenode.#weechat') +| full_name | string | 完全な名前 (例: _irc.freenode.#weechat_) | prev_buffer | pointer | 前のバッファへのポインタ | next_buffer | pointer | 次のバッファへのポインタ |=== -例: バッファ 'irc.freenode.#weechat' を隠す: +例: バッファ _irc.freenode.#weechat_ を隠す: [source,python] ---- @@ -774,12 +774,12 @@ hdata として送られるデータ: |=== | 名前 | 型 | 説明 | number | integer | バッファ番号 (1 以上) -| full_name | string | 完全な名前 (例: 'irc.freenode.#weechat') +| full_name | string | 完全な名前 (例: _irc.freenode.#weechat_) | prev_buffer | pointer | 前のバッファへのポインタ | next_buffer | pointer | 次のバッファへのポインタ |=== -例: バッファ 'irc.freenode.#weechat' を隠すことを止める: +例: バッファ _irc.freenode.#weechat_ を隠すことを止める: [source,python] ---- @@ -807,12 +807,12 @@ hdata として送られるデータ: |=== | 名前 | 型 | 説明 | number | integer | バッファ番号 (1 以上) -| full_name | string | 完全な名前 (例: 'irc.freenode.#weechat') -| short_name | string | 短い名前 (例: '#weechat') +| full_name | string | 完全な名前 (例: _irc.freenode.#weechat_) +| short_name | string | 短い名前 (例: _#weechat_) | local_variables | hashtable | ローカル変数 |=== -例: プライベートバッファを 'FlashCode' から 'Flash2' にリネーム: +例: プライベートバッファを _FlashCode_ から _Flash2_ にリネーム: [source,python] ---- @@ -841,11 +841,11 @@ hdata として送られるデータ: |=== | 名前 | 型 | 説明 | number | integer | バッファ番号 (1 以上) -| full_name | string | 完全な名前 (例: 'irc.freenode.#weechat') +| full_name | string | 完全な名前 (例: _irc.freenode.#weechat_) | title | string | バッファのタイトル |=== -例: チャンネル '#weechat' のトピックを変更: +例: チャンネル _#weechat_ のトピックを変更: [source,python] ---- @@ -874,10 +874,10 @@ hdata として送られるデータ: |=== | 名前 | 型 | 説明 | number | integer | バッファ番号 (1 以上) -| full_name | string | 完全な名前 (例: 'irc.freenode.#weechat') +| full_name | string | 完全な名前 (例: _irc.freenode.#weechat_) |=== -例: バッファ 'irc.freenode.#weechat' をクリア: +例: バッファ _irc.freenode.#weechat_ をクリア: [source,python] ---- @@ -903,11 +903,11 @@ hdata として送られるデータ: |=== | 名前 | 型 | 説明 | number | integer | バッファ番号 (1 以上) -| full_name | string | 完全な名前 (例: 'irc.freenode.#weechat') +| full_name | string | 完全な名前 (例: _irc.freenode.#weechat_) | type | integer | バッファの種類: 0 = 書式あり (デフォルト)、1 = 自由内容 |=== -例: バッファ 'script.scripts' の種類を書式あり (0) から自由内容 +例: バッファ _script.scripts_ の種類を書式あり (0) から自由内容 (1) に変更: [source,python] @@ -935,11 +935,11 @@ hdata として送られるデータ: |=== | 名前 | 型 | 説明 | number | integer | バッファ番号 (1 以上) -| full_name | string | 完全な名前 (例: 'irc.freenode.#weechat') +| full_name | string | 完全な名前 (例: _irc.freenode.#weechat_) | local_variables | hashtable | ローカル変数 |=== -例: 'irc.freenode.#weechat' にローカル変数 'test' を追加: +例: _irc.freenode.#weechat_ にローカル変数 _test_ を追加: [source,python] ---- @@ -968,11 +968,11 @@ hdata として送られるデータ: |=== | 名前 | 型 | 説明 | number | integer | バッファ番号 (1 以上) -| full_name | string | 完全な名前 (例: 'irc.freenode.#weechat') +| full_name | string | 完全な名前 (例: _irc.freenode.#weechat_) | local_variables | hashtable | ローカル変数 |=== -例: 'irc.freenode.#weechat' に含まれるローカル変数 'test' を更新: +例: _irc.freenode.#weechat_ に含まれるローカル変数 _test_ を更新: [source,python] ---- @@ -1001,11 +1001,11 @@ hdata として送られるデータ: |=== | 名前 | 型 | 説明 | number | integer | バッファ番号 (1 以上) -| full_name | string | 完全な名前 (例: 'irc.freenode.#weechat') +| full_name | string | 完全な名前 (例: _irc.freenode.#weechat_) | local_variables | hashtable | ローカル変数 |=== -例: 'irc.freenode.#weechat' からローカル変数 'test' を削除: +例: _irc.freenode.#weechat_ からローカル変数 _test_ を削除: [source,python] ---- @@ -1042,7 +1042,7 @@ hdata として送られるデータ: | message | string | メッセージ |=== -例: バッファ 'irc.freenode.#weechat' でニックネーム 'FlashCode' からの新しいメッセージ 'hello!': +例: バッファ _irc.freenode.#weechat_ でニックネーム _FlashCode_ からの新しいメッセージ _hello!_: [source,python] ---- @@ -1075,10 +1075,10 @@ hdata として送られるデータ: |=== | 名前 | 型 | 説明 | number | integer | バッファ番号 (1 以上) -| full_name | string | 完全な名前 (例: 'irc.freenode.#weechat') +| full_name | string | 完全な名前 (例: _irc.freenode.#weechat_) |=== -例: WeeChat がバッファ 'irc.freenode.#weechat' を閉じる: +例: WeeChat がバッファ _irc.freenode.#weechat_ を閉じる: [source,python] ---- @@ -1099,7 +1099,7 @@ hda: が行われた場合にクライアントに送られます。このメッセージには完全なニックネームリストが含まれます。 ニックネームリストに対して小さな更新が行われた場合 (例えばニックネームを 1 -つだけ追加)、識別子 '_nicklist_diff' を含むメッセージが送信されます (以下を参照)。 +つだけ追加)、識別子 __nicklist_diff_ を含むメッセージが送信されます (以下を参照)。 hdata として送られるデータ: @@ -1115,7 +1115,7 @@ hdata として送られるデータ: | prefix_color | string | プレフィックスの色 (ニックネーム専用) |=== -例: バッファ 'irc.freenode.#weechat' のニックネームリスト: +例: バッファ _irc.freenode.#weechat_ のニックネームリスト: [source,python] ---- @@ -1204,7 +1204,7 @@ hdata として送られるデータ: | prefix_color | string | プレフィックスの色 (ニックネーム専用) |=== -'_diff' のとりうる値: +__diff_ のとりうる値: * `^`: 親グループ: これの後に続くグループまたはニックネームに関する操作はこのグループに対して行う @@ -1212,8 +1212,8 @@ hdata として送られるデータ: * `-`: このグループおよびニックネームを親グループから削除 * `*`: このグループおよびニックネームを親グループで更新 -例: ニックネーム 'master' を '000|o' (IRC チャンネルのチャンネルオペレータ) -グループに追加、ニックネーム 'nick1' と 'nick2' を '999|...' に追加 +例: ニックネーム _master_ を _000|o_ (IRC チャンネルのチャンネルオペレータ) +グループに追加、ニックネーム _nick1_ と _nick2_ を _999|..._ に追加 (IRC チャンネルの一般ユーザ): [source,python] @@ -1280,7 +1280,7 @@ hda: _WeeChat バージョン 0.4.2 以上で利用可。_ -このメッセージは 'リレー' が "ping" メッセージを受信する際にクライアントに送られます。 +このメッセージは _リレー_ が "ping" メッセージを受信する際にクライアントに送られます。 文字列として送られるデータ: "ping" メッセージで受信した引数。 @@ -1296,7 +1296,7 @@ _WeeChat バージョン 0.3.8 以上で利用可。_ メッセージにデータは含まれません。 クライアントは WeeChat との同期を中止するか -('desync' コマンドを送信)、WeeChat から切断することを推奨します +(_desync_ コマンドを送信)、WeeChat から切断することを推奨します (これはアップグレードの後はすべてのポインタが変わるからです)。 [NOTE] @@ -1314,12 +1314,12 @@ _WeeChat バージョン 0.3.8 以上で利用可。_ メッセージにデータは含まれません。 クライアントは WeeChat との同期を再開することを推奨します: -クライアントを開始して 'init' 以降に送信したすべてのコマンドを再送信。 +クライアントを開始して _init_ 以降に送信したすべてのコマンドを再送信。 [[objects]] === オブジェクト -オブジェクトは 'type' と呼ばれる 3 文字で特定されます。以下の種類が使われます: +オブジェクトは _type_ と呼ばれる 3 文字で特定されます。以下の種類が使われます: [width="100%",cols="^2m,5,10",options="header"] |=== @@ -1327,7 +1327,7 @@ _WeeChat バージョン 0.3.8 以上で利用可。_ | chr | 符号付文字 | 1 バイト | int | 符号付整数 | 4 バイト | lon | 符号付長整数 | 1 バイト + 文字列で表現した整数の長さ -| str | 文字列 | 4 バイト + 文字列の長さ (最後の '\0' を含まない) +| str | 文字列 | 4 バイト + 文字列の長さ (最後の _\0_ を含まない) | buf | バッファのバイト数 | 4 バイト + データの長さ | ptr | ポインタ | 1 バイト + 文字列で表現したポインタの長さ | tim | 時間 | 1 バイト + 文字列で表現した時間の長さ @@ -1397,7 +1397,7 @@ length '-' '1' '2' '3' '4' '5' '6' '7' '8' '9' '0' [[object_string]] ==== 文字列 -1 つの文字列はその長さ (4 バイト表現した整数) + 文字列の内容 (最後の '\0' を除く) で表現されています。 +1 つの文字列はその長さ (4 バイト表現した整数) + 文字列の内容 (最後の _\0_ を除く) で表現されています。 例: @@ -1419,7 +1419,7 @@ length '-' '1' '2' '3' '4' '5' '6' '7' '8' '9' '0' length .... -'NULL' 文字列 (C 言語の NULL ポインタ) を表現するにはの長さを -1 にしてください: +_NULL_ 文字列 (C 言語の NULL ポインタ) を表現するにはの長さを -1 にしてください: .... ┌────┬────┬────┬────┐ @@ -1449,7 +1449,7 @@ length '-' '1' '2' '3' '4' '5' '6' '7' '8' '9' '0' length '1' 'a' '2' 'b' '3' 'c' '4' 'd' '5' .... -'NULL' ポインタを表現するには長さを 1 で値を 0 にしてください: +_NULL_ ポインタを表現するには長さを 1 で値を 0 にしてください: .... ┌────╥────┐ @@ -1500,7 +1500,7 @@ length '1' '3' '2' '1' '9' '9' '3' '4' '5' '6' [[object_hdata]] ==== Hdata -1 つの 'hdata' には hdata 名を含むパス、キーのリスト、オブジェクトセットの数、オブジェクトセット +1 つの _hdata_ には hdata 名を含むパス、キーのリスト、オブジェクトセットの数、オブジェクトセット (ポインタのパス、オブジェクト) が含まれています。 .... @@ -1513,18 +1513,18 @@ length '1' '3' '2' '1' '9' '9' '3' '4' '5' '6' ──╨────────┴─────────────────────╨─────┘ .... -* 'h-path' (文字列): hdata にアクセスする際に使うパス (例: - 'buffer/lines/line/line_data'); 返される hdata はパスの最後の要素です -* 'keys' (文字列): 'key:type' のリスト (コンマ区切り) - を含む文字列、例: 'number:int,name:str' -* 'count' (文字列): オブジェクトセットの数 -* 'p-path': オブジェクトへのポインタを含むパス +* _h-path_ (文字列): hdata にアクセスする際に使うパス (例: + _buffer/lines/line/line_data_); 返される hdata はパスの最後の要素です +* _keys_ (文字列): _key:type_ のリスト (コンマ区切り) + を含む文字列、例: _number:int,name:str_ +* _count_ (文字列): オブジェクトセットの数 +* _p-path_: オブジェクトへのポインタを含むパス (ポインタの数はパスに含まれる要素の数) -* 'values': 値のリスト (値の数は hdata +* _values_: 値のリスト (値の数は hdata で返されるキーの数) 2 つのバッファ (weechat コアと freenode サーバ) と -2 つのキー ('number' と 'full_name') を持つ hdata の例: +2 つのキー (_number_ と _full_name_) を持つ hdata の例: .... # コマンド @@ -1621,7 +1621,7 @@ nicklist [[object_info]] ==== インフォ -1 つの'インフォ' は名前と値を含んでいます (両方とも文字列)。 +1 つの_インフォ_ は名前と値を含んでいます (両方とも文字列)。 .... ┌──────┬───────┐ @@ -1629,10 +1629,10 @@ nicklist └──────┴───────┘ .... -* 'name' (文字列): インフォの名前 -* 'value' (文字列): 値 +* _name_ (文字列): インフォの名前 +* _value_ (文字列): 値 -'version' インフォの例: +_version_ インフォの例: .... ┌─────────┬───────────────────┐ @@ -1643,7 +1643,7 @@ nicklist [[object_infolist]] ==== インフォリスト -1 つの'インフォリスト' は名前、要素の数、要素 +1 つの_インフォリスト_ は名前、要素の数、要素 (変数のセット) を含んでいます。 .... @@ -1660,13 +1660,13 @@ nicklist └───────╨────────┴────────┴─────────╨─────╨────────┴────────┴─────────┘ .... -* 'name' (文字列): インフォリストの名前 ('buffer' 、'window' 、'bar' 、...) -* 'count' (整数): 要素の数 -* 'item': -** 'count': 要素に含まれる変数の数 -** 'name': 変数の名前 -** 'type': 変数の型 ('int' 、'str' 、...) -** 'value': 変数の値 +* _name_ (文字列): インフォリストの名前 (_buffer_ 、_window_ 、_bar_ 、...) +* _count_ (整数): 要素の数 +* _item_: +** _count_: 要素に含まれる変数の数 +** _name_: 変数の名前 +** _type_: 変数の型 (_int_ 、_str_ 、...) +** _value_: 変数の値 2 つのバッファ (weechat コアと freenode サーバ) を持つインフォリストの例: @@ -1725,7 +1725,7 @@ infolist buffer 456 (0x1C8) 789 (0x315) .... -'NULL' 配列: +_NULL_ 配列: .... ┌─────╥────┬────┬────┬────┐ |