summaryrefslogtreecommitdiff
path: root/doc/ja
diff options
context:
space:
mode:
authorSébastien Helleu <flashcode@flashtux.org>2021-12-04 20:12:06 +0100
committerSébastien Helleu <flashcode@flashtux.org>2021-12-04 20:12:06 +0100
commit2dabce9ac8f4c1dd0c798e375cb5ec46fd8eeb2a (patch)
treed2dd48b43fe20bed75a73f0248fa46d2bd070a30 /doc/ja
parentf33e9b673756cf26f33d32e32d8994904057946a (diff)
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doc: move section "Key bindings" at top level, add section title "Configuration" (user's guide)
Diffstat (limited to 'doc/ja')
-rw-r--r--doc/ja/weechat_user.ja.adoc1070
1 files changed, 542 insertions, 528 deletions
diff --git a/doc/ja/weechat_user.ja.adoc b/doc/ja/weechat_user.ja.adoc
index 71a0c0a03..4907e054e 100644
--- a/doc/ja/weechat_user.ja.adoc
+++ b/doc/ja/weechat_user.ja.adoc
@@ -655,6 +655,54 @@ include::includes/cmdline_options.ja.adoc[tag=debug]
| WEECHAT_EXTRA_LIBDIR | プラグインをロードするための追加ディレクトリパス (設定したパス内の "plugins" ディレクトリからロードします)
|===
+// TRANSLATION MISSING
+[[colors_support]]
+=== Colors support
+
+WeeChat ではバーやチャットエリアにおけるテキスト表示に 32767 個の色ペアを利用できます
+(この機能を利用するには WeeChat が実行されている端末が 256 色表示に対応している必要があります)。
+
+_TERM_ 環境変数の値によって、WeeChat
+で利用できる色と色ペアに以下の制限があります:
+
+[width="75%",cols="8,>3,>3",options="header"]
+|===
+| $TERM | 色 | ペア
+| "rxvt-unicode", "xterm", ... | 88 | 32767
+| "rxvt-256color", "xterm-256color", ... | 256 | 32767
+| "screen" | 8 | 64
+| "screen-256color" | 256 | 32767
+| "tmux" | 8 | 64
+| "tmux-256color" | 256 | 32767
+|===
+
+`weechat --colors` を実行するか、`/color` コマンドを WeeChat
+の中で実行することで、色表示の制限を確認できます。
+
+256 色を利用したい場合に推奨される _TERM_ 環境変数の値は:
+
+* screen 内の場合: _screen-256color_
+* tmux 内の場合: _screen-256color_、_tmux-256color_
+* screen および tmux の外の場合: _xterm-256color_、_rxvt-256color_、_putty-256color_、...
+
+[NOTE]
+_TERM_ 環境変数の値に上の値を設定するには、"ncurses-term"
+パッケージをインストールする必要があるかもしれません。
+
+screen を使っている場合、_~/.screenrc_ に以下の内容を追加してください:
+
+----
+term screen-256color
+----
+
+_TERM_ 変数が間違った値に設定された状態で WeeChat が起動完了している場合は、以下の
+2 つのコマンドを使って変数の値を変更してください:
+
+----
+/set env TERM screen-256color
+/upgrade
+----
+
[[files_and_directories]]
=== ファイルとディレクトリ
@@ -1012,151 +1060,6 @@ kbd:[!]
irc プラグインでは、<<option_irc.color.mirc_remap,irc.color.mirc_remap>>
を使ってこれらの色を別の色に対応付けることができます。
-[[colors]]
-=== 色
-
-WeeChat ではバーやチャットエリアにおけるテキスト表示に 32767 個の色ペアを利用できます
-(この機能を利用するには WeeChat が実行されている端末が 256 色表示に対応している必要があります)。
-
-_TERM_ 環境変数の値によって、WeeChat
-で利用できる色と色ペアに以下の制限があります:
-
-[width="75%",cols="8,>3,>3",options="header"]
-|===
-| $TERM | 色 | ペア
-| "rxvt-unicode", "xterm", ... | 88 | 32767
-| "rxvt-256color", "xterm-256color", ... | 256 | 32767
-| "screen" | 8 | 64
-| "screen-256color" | 256 | 32767
-| "tmux" | 8 | 64
-| "tmux-256color" | 256 | 32767
-|===
-
-`weechat --colors` を実行するか、`/color` コマンドを WeeChat
-の中で実行することで、色表示の制限を確認できます。
-
-256 色を利用したい場合に推奨される _TERM_ 環境変数の値は:
-
-* screen 内の場合: _screen-256color_
-* tmux 内の場合: _screen-256color_、_tmux-256color_
-* screen および tmux の外の場合: _xterm-256color_、_rxvt-256color_、_putty-256color_、...
-
-[NOTE]
-_TERM_ 環境変数の値に上の値を設定するには、"ncurses-term"
-パッケージをインストールする必要があるかもしれません。
-
-screen を使っている場合、_~/.screenrc_ に以下の内容を追加してください:
-
-----
-term screen-256color
-----
-
-_TERM_ 変数が間違った値に設定された状態で WeeChat が起動完了している場合は、以下の
-2 つのコマンドを使って変数の値を変更してください:
-
-----
-/set env TERM screen-256color
-/upgrade
-----
-
-[[colors_basic]]
-==== 基本色
-
-WeeChat における基本色とは:
-
-[width="75%",cols="1m,4",options="header"]
-|===
-| 名前 | 色
-| default | デフォルトの端末色 (背景色を透過色とする)
-| black | 黒
-| darkgray | 暗い灰色
-| red | 暗い赤
-| lightred | 明るい赤
-| green | 暗い緑色
-| lightgreen | 明るい緑色
-| brown | 茶色
-| yellow | 黄色
-| blue | 暗い青
-| lightblue | 明るい青
-| magenta | 暗い赤紫色
-| lightmagenta | 明るい赤紫色
-| cyan | 暗い青緑色
-| lightcyan | 明るい青緑色
-| gray | 灰色
-| white | 白
-|===
-
-[[colors_extended]]
-==== 拡張色
-
-WeeChat は画面に色が表示された時点で色ペアを動的に割り当てます
-(バッファとバーを表示する時点で)。
-
-基本色に加えて、1 番
-から端末の対応状況に依存する番号までの色番号を利用できます。
-
-`/color` コマンドで現在の色と色制限を確認できます。kbd:[Alt+c]
-をタイプすることで、一時的に端末色を選択された色に変更できます。
-
-例えば、バッファ中のに表示される時刻をオレンジ色にしたい場合、以下のようにしてください:
-
-----
-/set weechat.color.chat_time 214
-----
-
-ステータスバーの色を非常に暗い緑色にしたい場合:
-
-----
-/set weechat.bar.status.color_bg 22
-----
-
-[[colors_aliases]]
-==== 別名
-
-`/color alias` コマンドを使えば色の別名を追加できます。
-追加後は任意の色関連オプションで別名を使えます。
-
-例:
-
-----
-/color alias 214 orange
-/set weechat.color.chat_delimiters orange
-----
-
-[[colors_attributes]]
-==== 属性
-
-色に対していくつかの属性を付加することができます。1
-つ以上の属性を色名または色番号の前に付加できます:
-
-* `+*+` : テキストを太字に
-* `+!+` : テキストを反転
-* `+/+` : テキストをイタリック体に
-* `+_+` : テキストに下線を引く
-* `+|+` : 属性を保持:
- 色を変えた際に太字/反転/下線属性をリセットしない
-
-例えば、自分自身のニックネームの表示色を白にして、下線を引きたい場合:
-
-----
-/set weechat.color.chat_nick_self _white
-----
-
-ステータスバーの時刻の表示色を橙色にして、下線を引いて、太字にしたい場合:
-
-----
-/set weechat.color.status_time *_214
-----
-
-デフォルト端末色 (-1) に対して属性を設定したい場合、端末色番号の最大値よりも大きな値を利用してください。例えば、WeeChat
-における色番号の最大値は 99999 です。
-
-端末の表示色に太字の属性を付加する例:
-
-----
-/set weechat.color.status_time *99999
-----
-
[[buffers_and_windows]]
=== バッファとウィンドウ
@@ -1490,235 +1393,6 @@ By default WeeChat and its default plugins interpret these variables:
[NOTE]
External plugins and scripts can define and use other local variables.
-[[bars]]
-=== バー
-
-_バー_ とは任意のテキストを含めることができるチャットエリア以外の場所です。
-
-バーオプションは `weechat.bar.name.option` オプションで設定します。ここで
-`name` はバーの名前、`option` はこのバーのオプション名です。
-
-バーオプションのリスト:
-
-[width="100%",cols="2m,2,10",options="header"]
-|===
-| オプション名 | 値 | 説明
-
-| type | `root`、`window` |
- `root` 型バーは画面上の全ウィンドウの外側にきっかり 1 回だけ表示されます。
- デフォルトバーである _buflist_ は `root` 型のバーです。 +
- `window` 型バーは各ウィンドウの中に表示されます。例えば、`/window splith`
- や `/window splitv` などの方法で画面を 1 回分割した場合、1
- つのバーがそれぞれのウィンドウに表示されます。デフォルトの `window`
- 型バーには _title_、_status_、_input_、_nicklist_ などがあります。
-
-| position | `top`、`bottom`、`left`、`right` |
- バーの位置: チャットエリアの上、下、左、右。
-
-| priority | 0 以上の整数 |
- バーの表示優先度:
- 型と位置が同じ複数のバーを画面に表示する順番に利用される。 +
- バーは画面の端から中心に向かって表示される。高い優先度を持つバーが先に
- (画面の端に近い側に) 表示される。 +
- 例: 優先度 1000 の _input_ バーは優先度 500 の _status_
- バーよりも先に表示される。
-
-| size | 0 以上の整数 |
- バーのサイズ:
- 位置が右/左の場合は列数、位置が上/下の場合は行数。値が `0`
- の場合は自動 (バーのサイズはバーの内容を基に計算される)。
-
-| size_max | 0 以上の整数 |
- バーの最大サイズ、`0` = 制限無し (このオプションは
- `size` = `0` の場合のみ使われる)。
-
-| color_bg | 色 |
- バーのデフォルトの背景色
-
-| color_fg | 色 |
- バーのデフォルトのテキスト色
-
-| color_delim | 色 |
- バーの区切り文字の色
-
-| hidden | `on`、`off` |
- このオプションが `on` の場合、バーは表示されません。 +
- 注意: このオプションを変更する代わりに、`/bar` コマンドを使うと便利です。例:
- `/bar toggle nicklist` (<<command_weechat_bar,/bar>> コマンドを参照)。
-
-| separator | `on`、`off` |
- このオプションが `on` の場合、セパレータ (区切り線)
- がバー同士またはバーとチャットエリアの間に表示されます。
-
-| items | 文字列 |
- _items_ のリスト (詳細は<<bar_items,バー要素>>を参照)。
-
-| filling_left_right | `+horizontal+`、`+vertical+`、`+columns_horizontal+`、`+columns_vertical+` |
- 位置が `left` または `right` のバーに対するフィリングタイプ
- (詳細は<<bar_filling,バーフィリング>>を参照)。
-
-| filling_top_bottom | `+horizontal+`、`+vertical+`、`+columns_horizontal+`、`+columns_vertical+` |
- 位置が `top` または `bottom` のバーに対するフィリングタイプ
- (詳細は<<bar_filling,バーフィリング>>を参照)。
-
-| conditions | 文字列 |
- バーを表示する状態
- (詳細は<<bar_conditions,バー状態>>を参照)。
-|===
-
-[[bar_items]]
-==== バー要素
-
-_items_ オプションはバー要素をコンマ (画面上の要素同士に間隔を空ける)
-または `+++` (間隔を空けない) で区切った文字列です。
-
-バー要素のリストは `/bar listitems` コマンドで表示されます。
-
-要素名の前または後に文字を表示させることができます (英数字以外の文字、`+-+`
-または `+_+`)。この文字はバー (_color_delim_ オプション)
-で定義された区切り文字の色をつけて要素の前または後に表示されます。
-
-バー要素を含むバーの例 "[time],buffer_number+:+buffer_plugin+.+buffer_name":
-
-....
-┌───────────────────────────────────────────────────────────────────────────┐
-│[12:55] 3:irc/libera.#weechat │
-└───────────────────────────────────────────────────────────────────────────┘
-....
-
-特殊構文を使うことで、バー要素: "@buffer:item"
-("buffer" はバッファの完全な名前、"item" はバー要素の名前)
-を表示する際に強制的に指定されたバッファを利用することが可能です。
-
-これはルートバーに現在のウィンドウで表示されない (またはどこにも表示されない)
-特定のバッファの要素を表示させる際に便利です。
-
-例: bitlbee のニックネームリストをルートバーに表示させる
-(バーが _bitlist_ で bitlbee サーバが _bitlbee_ の場合):
-
-----
-/set weechat.bar.bitlist.items "@irc.bitlbee.&bitlbee:buffer_nicklist"
-----
-
-[[bar_filling]]
-==== バーフィリング
-
-フィリングタイプには 4 つの種類があります:
-
-* `+horizontal+`:
- 左から右に向かって要素を水平に表示。要素内に改行がある場合、空白を行区切りに利用します。
-* `+vertical+`:
- 上から下に向かって要素を表示。要素内に改行がある場合、改行を行区切りに利用します。
-* `+columns_horizontal+`:
- テキストを左寄せして、列形式で要素を表示。最初の要素は左上、2
- 番目は同じ行の 1 列右側。
-* `+columns_vertical+`: テキストを左寄せして、列形式で要素を表示。最初の要素は左上、2
- 番目は同じ列の 1 行下側。
-
-デフォルトバーである _title_、_status_、_input_ は
-_horizontal_ フィリング、_nicklist_ は _vertical_ フィリング。
-
-_nicklist_ バーに対するフィリングの例:
-
-....
-┌───────────────────────────────────────────────────────────────────────┐
-│Welcome to #test, this is a test channel │
-│12:54:15 peter | hey! │@carl │
-│12:55:01 +Max | hello │@jessika│
-│ │@maddy │
-│ │%Diego │
-│ │%Melody │
-│ │+Max │
-│ │ celia │
-│ │ Eva │
-│ │ freddy │
-│ │ Harold^│
-│ │ henry4 │
-│ │ jimmy17│
-│ │ jodie ▼│
-│[12:55] [6] [irc/libera] 3:#test(+n){24} │
-│[@carl] █ │
-└───────────────────────────────────────────────────────────────────────┘
- filling_left_right = vertical ▲
-
-┌───────────────────────────────────────────────────────────────────────┐
-│Welcome to #test, this is a test channel │
-│12:54:15 peter | hey! │@carl lee │
-│12:55:01 +Max | hello │@jessika louise │
-│ │@maddy mario │
-│ │%Diego mark │
-│ │%Melody peter │
-│ │+Max Rachel │
-│ │ celia richard│
-│ │ Eva sheryl │
-│ │ freddy Vince │
-│ │ Harold^ warren │
-│ │ henry4 zack │
-│ │ jimmy17 │
-│ │ jodie │
-│[12:55] [6] [irc/libera] 3:#test(+n){24} │
-│[@carl] █ │
-└───────────────────────────────────────────────────────────────────────┘
- filling_left_right = columns_vertical ▲
-
-┌───────────────────────────────────────────────────────────────────────┐
-│@carl %Diego celia Harold^ jodie mario Rachel Vince │
-│@jessika %Melody Eva henry4 lee mark richard warren │
-│@maddy +Max freddy jimmy17 louise peter sheryl zack │
-│───────────────────────────────────────────────────────────────────────│
-│ │
- filling_top_bottom = columns_vertical ▲
-
-┌───────────────────────────────────────────────────────────────────────┐
-│@carl @jessika @maddy %Diego %Melody +Max celia Eva │
-│ freddy Harold^ henry4 jimmy17 jodie lee louise mario │
-│ mark peter Rachel richard sheryl Vince warren zack │
-│───────────────────────────────────────────────────────────────────────│
-│ │
- filling_top_bottom = columns_horizontal ▲
-....
-
-[[bar_conditions]]
-==== バー状態
-
-_conditions_
-オプションはバーを表示するか否かを評価する文字列です。
-
-文字列は以下のいずれか:
-
-* _active_: 非アクティブ状態のウィンドウ
-* _inactive_: 非アクティブ状態のウィンドウ
-* _nicklist_: ニックネームリストが含まれるバッファのウィンドウ
-* 式: ブール値として評価
- (<<command_weechat_eval,/eval>> コマンドを参照)
-
-式に使える変数は以下:
-
-* `+${active}+`: ウィンドウがアクティブ状態の時に真
-* `+${inactive}+`: ウィンドウが非アクティブ状態の時に真
-* `+${nicklist}+`: ウィンドウに表示されるバッファがニックネームリストの場合に真。
-
-式に使えるポインタは以下:
-
-* `+${window}+`: 状態が評価されたウィンドウ
-* `+${buffer}+`: 状態が評価されたウィンドウのバッファ
-
-// TRANSLATION MISSING
-Example to display nicklist bar in all buffers with a nicklist, and only if
-width of terminal is > 100:
-
-----
-/set weechat.bar.nicklist.conditions "${nicklist} && ${info:term_width} > 100"
-----
-
-// TRANSLATION MISSING
-Same condition, but always display nicklist on buffer _&bitlbee_
-(even if terminal is small):
-
-----
-/set weechat.bar.nicklist.conditions "${nicklist} && (${info:term_width} > 100 || ${buffer.full_name} == irc.bitlbee.&bitlbee)"
-----
-
[[bare_display]]
=== 最小限表示
@@ -1806,153 +1480,20 @@ WeeChat が以下のような表示状態の場合:
このため、端末で問題なく _joe_ さんからの URL をクリックできます
(もちろん、使用中の端末で URL をクリックできるように設定されていなければいけませんが)。
-[[notify_levels]]
-=== 通知レベル
-
-[[setup_notify_levels]]
-==== 通知レベルの設定
-
-バッファに表示された各メッセージには 4 つのレベルが設定されています。レベルの低いものから順に:
-
-* _low_: 重要性の低いメッセージ (例えば irc の参加/退出/終了メッセージ)
-* _message_: ユーザからのメッセージ
-* _private_: プライベートバッファのメッセージ
-* _highlight_: ハイライトされたメッセージ
-
-それぞれのバッファには通知レベルが設定されており、通知レベルに対応するメッセージの数がホットリストに表示されます。
-
-デフォルトの通知レベルは
-<<option_weechat.look.buffer_notify_default,weechat.look.buffer_notify_default>>
-オプションで指定し、デフォルトは _all_ です。
-
-[width="75%",cols="2m,7",options="header"]
-|===
-| 通知レベル | ホットリストに追加されるメッセージのレベル
-| none | (無効)
-| highlight | _highlight_ + _private_
-| message | _highlight_ + _private_ + _message_
-| all | _highlight_ + _private_ + _message_ + _low_
-|===
-
-通知レベルはバッファグループに対して設定することも可能で、例えば
-irc サーバ "libera" に含まれる全てのバッファに対して設定する場合:
-
-----
-/set weechat.notify.irc.libera message
-----
-
-"#weechat" チャンネルだけに対して、通知レベルを _highlight_ に設定する場合:
-
-----
-/set weechat.notify.irc.libera.#weechat highlight
-----
-
-`/buffer` コマンドで、あるバッファに対する通知レベルを設定できます:
-
-----
-/buffer notify highlight
-----
-
-[[max_hotlist_level_nicks]]
-==== ニックネームに対するホットリストレベルの最大値
-
-ニックネーム、バッファ、バッファグループ (IRC サーバなど)
-に対してホットリストレベルの最大値を設定することが可能です。
-
-あるニックネームのリストに対してバッファプロパティ "hotlist_max_level_nicks"
-を設定したり、各ニックネームに対してホットリストレベルの最大値を設定することも可能です。設定可能なレベルは以下です:
-
-* -1: ニックネームがホットリストを変更しない優先度
-* 0: 低優先度 (参加および退出メッセージなど)
-* 1: 通常メッセージ
-* 2: プライベートメッセージ
-* 3: ハイライト (これはすべてのメッセージのデフォルト最大値であるため、通常これを指定することはありません)
-
-例えば現在のバッファで "joe" と "mike" からのメッセージに対するハイライトを無効化するには以下のように設定します:
-
-----
-/buffer set hotlist_max_level_nicks_add joe:2,mike:2
-----
-
-[NOTE]
-バッファプロパティ "hotlist_max_level_nicks" は設定ファイルに保存されません。 +
-これを保存するには _buffer_autoset.py_ スクリプトを使ってください: このスクリプトをインストールするには
-`+/script install buffer_autoset.py+` コマンドを使い、ヘルプを見るには `+/help buffer_autoset+` コマンドを使ってください。
-
-[[highlights]]
-=== ハイライト
-
-[[highlights_words]]
-==== ハイライトする単語の追加
-
-デフォルトで WeeChat
-は自分のニックネームが含まれる他のユーザからのメッセージをハイライトします。このため、ハイライトはバッファに依存します
-(ニックネームはバッファごとに異なる場合があります)。
-
-他の単語を追加するには <<option_weechat.look.highlight,weechat.look.highlight>>
-オプションを使います。例えば自分のニックネーム、"word1"、"word2"、"test"
-から始まる任意の単語をハイライトするには以下のように設定します:
-
-----
-/set weechat.look.highlight word1,word2,test*
-----
-
-単語に対してさらに具体的なルールを設定する必要がある場合、<<option_weechat.look.highlight_regex,weechat.look.highlight_regex>>
-オプションを使って正規表現で指定することも可能です。例えば "flashcode"、"flashcöde"、"flashy"
-という単語をハイライトするには以下のように設定します:
-
-----
-/set weechat.look.highlight_regex flashc[oö]de|flashy
-----
-
-ハイライトする単語の区切りは <<option_weechat.look.word_chars_highlight,weechat.look.word_chars_highlight>>
-オプションを使って設定します。
-
-[[highlights_tags]]
-==== ハイライトするタグの追加
-
-表示される行には「タグ」を含めることが可能です。「タグ」とはメッセージの出自やメッセージ自身に関する情報を与えるものです。 +
-`/debug tags` コマンドでタグを表示することが可能です
-(タグを非表示にする場合も同じコマンドを使います)。
-
-ハイライトするタグを明示するには
-<<option_weechat.look.highlight_tags,weechat.look.highlight_tags>>
-オプションを使います。複数のタグを指定するにはコンマで区切り、複数のタグの論理
-"and" を表すには `+++` で区切ります。
-
-例えば "FlashCode" というニックネームからのすべてのメッセージと "toto"
-で始まるニックネームからのすべての通知メッセージをハイライトするには以下のように設定します:
-
-----
-/set weechat.look.highlight_tags "nick_flashcode,irc_notice+nick_toto*"
-----
-
-[[highlights_regex_buffer]]
-==== バッファに対する特別なハイライトの設定
-
-バッファプロパティ "highlight_regex"
-と正規表現を使ってハイライトを強制できます。
-
-例えば現在のバッファ宛のすべてのメッセージをハイライトするには以下のように設定します:
-
-----
-/buffer set highlight_regex .*
-----
-
-[NOTE]
-バッファプロパティ "highlight_regex" は設定ファイルに保存されません。 +
-これを保存するには _buffer_autoset.py_ スクリプトを使ってください: このスクリプトをインストールするには
-`+/script install buffer_autoset.py+` コマンドを使い、ヘルプを見るには `+/help buffer_autoset+` コマンドを使ってください。
-
+// TRANSLATION MISSING
[[key_bindings]]
-=== デフォルトのキー割り当て
+== Key bindings
+
+// TRANSLATION MISSING
+WeeChat provides a lot of default key bindings, listed in the following chapters. +
+They can be changed and new ones can be added with the <<command_weechat_key,/key>> command.
[[key_bindings_command_line]]
-==== コマンドライン用のキー
+=== コマンドライン用のキー
// TRANSLATION MISSING
[[key_bindings_cmdline_cursor_movement]]
-===== Cursor movement
+==== Cursor movement
[width="100%",cols="^.^3,.^8,.^5",options="header"]
|===
@@ -1973,7 +1514,7 @@ irc サーバ "libera" に含まれる全てのバッファに対して設定す
// TRANSLATION MISSING
[[key_bindings_cmdline_editing]]
-===== Editing
+==== Editing
[width="100%",cols="^.^3,.^8,.^5",options="header"]
|===
@@ -2003,7 +1544,7 @@ irc サーバ "libera" に含まれる全てのバッファに対して設定す
// TRANSLATION MISSING
[[key_bindings_cmdline_color_codes]]
-===== Color codes
+==== Color codes
[width="100%",cols="^.^3,.^8,.^5",options="header"]
|===
@@ -2018,7 +1559,7 @@ irc サーバ "libera" に含まれる全てのバッファに対して設定す
// TRANSLATION MISSING
[[key_bindings_cmdline_history]]
-===== Command history
+==== Command history
[width="100%",cols="^.^3,.^8,.^5",options="header"]
|===
@@ -2031,7 +1572,7 @@ irc サーバ "libera" に含まれる全てのバッファに対して設定す
// TRANSLATION MISSING
[[key_bindings_buffers]]
-==== Buffers
+=== Buffers
[width="100%",cols="^.^3,.^8,.^5",options="header"]
|===
@@ -2070,7 +1611,7 @@ irc サーバ "libera" に含まれる全てのバッファに対して設定す
// TRANSLATION MISSING
[[key_bindings_windows]]
-==== Windows
+=== Windows
[width="100%",cols="^.^3,.^8,.^5",options="header"]
|===
@@ -2090,7 +1631,7 @@ irc サーバ "libera" に含まれる全てのバッファに対して設定す
// TRANSLATION MISSING
[[key_bindings_bars]]
-==== Bars
+=== Bars
[width="100%",cols="^.^3,.^8,.^5",options="header"]
|===
@@ -2117,7 +1658,7 @@ irc サーバ "libera" に含まれる全てのバッファに対して設定す
// TRANSLATION MISSING
[[key_bindings_hotlist]]
-==== Hotlist
+=== Hotlist
[width="100%",cols="^.^3,.^8,.^5",options="header"]
|===
@@ -2135,7 +1676,7 @@ irc サーバ "libera" に含まれる全てのバッファに対して設定す
// TRANSLATION MISSING
[[key_bindings_toggle_keys]]
-==== Toggle keys
+=== Toggle keys
[width="100%",cols="^.^3,.^8,.^5",options="header"]
|===
@@ -2148,7 +1689,7 @@ irc サーバ "libera" に含まれる全てのバッファに対して設定す
// TRANSLATION MISSING
[[key_bindings_search_context]]
-==== Search context
+=== Search context
以下のキーは「検索」検索モード (バッファ内のテキスト検索用に
kbd:[Ctrl+r] が押された状態) でのみ有効です。
@@ -2169,7 +1710,7 @@ kbd:[Ctrl+r] が押された状態) でのみ有効です。
// TRANSLATION MISSING
[[key_bindings_cursor_context]]
-==== Cursor context
+=== Cursor context
以下のキーは「カーソル」モード (画面上でカーソルを自由に動かせる状態) でのみ有効です。
@@ -2199,7 +1740,7 @@ kbd:[Ctrl+r] が押された状態) でのみ有効です。
// TRANSLATION MISSING
[[key_bindings_mouse]]
-==== Mouse
+=== Mouse
// TRANSLATION MISSING
These mouse actions are possible only if mouse is enabled with key kbd:[Alt+m]
@@ -2261,7 +1802,7 @@ These mouse actions are possible only if mouse is enabled with key kbd:[Alt+m]
// TRANSLATION MISSING
[[key_bindings_fset_buffer]]
-==== Fset buffer
+=== Fset buffer
// TRANSLATION MISSING
These keys and actions are used on the fset buffer (see <<fset_plugin,Fset plugin>>).
@@ -2311,7 +1852,7 @@ These keys and actions are used on the fset buffer (see <<fset_plugin,Fset plugi
// TRANSLATION MISSING
[[key_bindings_script_buffer]]
-==== Script buffer
+=== Script buffer
// TRANSLATION MISSING
These keys and actions are used on the script buffer (see <<scripts_plugins,Script plugin>>).
@@ -2337,6 +1878,250 @@ These keys and actions are used on the script buffer (see <<scripts_plugins,Scri
[NOTE]
^(1)^ The action must be entered as input on the command line, followed by kbd:[Enter].
+// TRANSLATION MISSING
+[[configuration]]
+== Configuration
+
+// TRANSLATION MISSING
+[[colors]]
+=== Colors
+
+[[colors_basic]]
+==== 基本色
+
+WeeChat における基本色とは:
+
+[width="75%",cols="1m,4",options="header"]
+|===
+| 名前 | 色
+| default | デフォルトの端末色 (背景色を透過色とする)
+| black | 黒
+| darkgray | 暗い灰色
+| red | 暗い赤
+| lightred | 明るい赤
+| green | 暗い緑色
+| lightgreen | 明るい緑色
+| brown | 茶色
+| yellow | 黄色
+| blue | 暗い青
+| lightblue | 明るい青
+| magenta | 暗い赤紫色
+| lightmagenta | 明るい赤紫色
+| cyan | 暗い青緑色
+| lightcyan | 明るい青緑色
+| gray | 灰色
+| white | 白
+|===
+
+[[colors_extended]]
+==== 拡張色
+
+WeeChat は画面に色が表示された時点で色ペアを動的に割り当てます
+(バッファとバーを表示する時点で)。
+
+基本色に加えて、1 番
+から端末の対応状況に依存する番号までの色番号を利用できます。
+
+`/color` コマンドで現在の色と色制限を確認できます。kbd:[Alt+c]
+をタイプすることで、一時的に端末色を選択された色に変更できます。
+
+例えば、バッファ中のに表示される時刻をオレンジ色にしたい場合、以下のようにしてください:
+
+----
+/set weechat.color.chat_time 214
+----
+
+ステータスバーの色を非常に暗い緑色にしたい場合:
+
+----
+/set weechat.bar.status.color_bg 22
+----
+
+[[colors_aliases]]
+==== 別名
+
+`/color alias` コマンドを使えば色の別名を追加できます。
+追加後は任意の色関連オプションで別名を使えます。
+
+例:
+
+----
+/color alias 214 orange
+/set weechat.color.chat_delimiters orange
+----
+
+[[colors_attributes]]
+==== 属性
+
+色に対していくつかの属性を付加することができます。1
+つ以上の属性を色名または色番号の前に付加できます:
+
+* `+*+` : テキストを太字に
+* `+!+` : テキストを反転
+* `+/+` : テキストをイタリック体に
+* `+_+` : テキストに下線を引く
+* `+|+` : 属性を保持:
+ 色を変えた際に太字/反転/下線属性をリセットしない
+
+例えば、自分自身のニックネームの表示色を白にして、下線を引きたい場合:
+
+----
+/set weechat.color.chat_nick_self _white
+----
+
+ステータスバーの時刻の表示色を橙色にして、下線を引いて、太字にしたい場合:
+
+----
+/set weechat.color.status_time *_214
+----
+
+デフォルト端末色 (-1) に対して属性を設定したい場合、端末色番号の最大値よりも大きな値を利用してください。例えば、WeeChat
+における色番号の最大値は 99999 です。
+
+端末の表示色に太字の属性を付加する例:
+
+----
+/set weechat.color.status_time *99999
+----
+
+[[notify_levels]]
+=== 通知レベル
+
+[[setup_notify_levels]]
+==== 通知レベルの設定
+
+バッファに表示された各メッセージには 4 つのレベルが設定されています。レベルの低いものから順に:
+
+* _low_: 重要性の低いメッセージ (例えば irc の参加/退出/終了メッセージ)
+* _message_: ユーザからのメッセージ
+* _private_: プライベートバッファのメッセージ
+* _highlight_: ハイライトされたメッセージ
+
+それぞれのバッファには通知レベルが設定されており、通知レベルに対応するメッセージの数がホットリストに表示されます。
+
+デフォルトの通知レベルは
+<<option_weechat.look.buffer_notify_default,weechat.look.buffer_notify_default>>
+オプションで指定し、デフォルトは _all_ です。
+
+[width="75%",cols="2m,7",options="header"]
+|===
+| 通知レベル | ホットリストに追加されるメッセージのレベル
+| none | (無効)
+| highlight | _highlight_ + _private_
+| message | _highlight_ + _private_ + _message_
+| all | _highlight_ + _private_ + _message_ + _low_
+|===
+
+通知レベルはバッファグループに対して設定することも可能で、例えば
+irc サーバ "libera" に含まれる全てのバッファに対して設定する場合:
+
+----
+/set weechat.notify.irc.libera message
+----
+
+"#weechat" チャンネルだけに対して、通知レベルを _highlight_ に設定する場合:
+
+----
+/set weechat.notify.irc.libera.#weechat highlight
+----
+
+`/buffer` コマンドで、あるバッファに対する通知レベルを設定できます:
+
+----
+/buffer notify highlight
+----
+
+[[max_hotlist_level_nicks]]
+==== ニックネームに対するホットリストレベルの最大値
+
+ニックネーム、バッファ、バッファグループ (IRC サーバなど)
+に対してホットリストレベルの最大値を設定することが可能です。
+
+あるニックネームのリストに対してバッファプロパティ "hotlist_max_level_nicks"
+を設定したり、各ニックネームに対してホットリストレベルの最大値を設定することも可能です。設定可能なレベルは以下です:
+
+* -1: ニックネームがホットリストを変更しない優先度
+* 0: 低優先度 (参加および退出メッセージなど)
+* 1: 通常メッセージ
+* 2: プライベートメッセージ
+* 3: ハイライト (これはすべてのメッセージのデフォルト最大値であるため、通常これを指定することはありません)
+
+例えば現在のバッファで "joe" と "mike" からのメッセージに対するハイライトを無効化するには以下のように設定します:
+
+----
+/buffer set hotlist_max_level_nicks_add joe:2,mike:2
+----
+
+[NOTE]
+バッファプロパティ "hotlist_max_level_nicks" は設定ファイルに保存されません。 +
+これを保存するには _buffer_autoset.py_ スクリプトを使ってください: このスクリプトをインストールするには
+`+/script install buffer_autoset.py+` コマンドを使い、ヘルプを見るには `+/help buffer_autoset+` コマンドを使ってください。
+
+[[highlights]]
+=== ハイライト
+
+[[highlights_words]]
+==== ハイライトする単語の追加
+
+デフォルトで WeeChat
+は自分のニックネームが含まれる他のユーザからのメッセージをハイライトします。このため、ハイライトはバッファに依存します
+(ニックネームはバッファごとに異なる場合があります)。
+
+他の単語を追加するには <<option_weechat.look.highlight,weechat.look.highlight>>
+オプションを使います。例えば自分のニックネーム、"word1"、"word2"、"test"
+から始まる任意の単語をハイライトするには以下のように設定します:
+
+----
+/set weechat.look.highlight word1,word2,test*
+----
+
+単語に対してさらに具体的なルールを設定する必要がある場合、<<option_weechat.look.highlight_regex,weechat.look.highlight_regex>>
+オプションを使って正規表現で指定することも可能です。例えば "flashcode"、"flashcöde"、"flashy"
+という単語をハイライトするには以下のように設定します:
+
+----
+/set weechat.look.highlight_regex flashc[oö]de|flashy
+----
+
+ハイライトする単語の区切りは <<option_weechat.look.word_chars_highlight,weechat.look.word_chars_highlight>>
+オプションを使って設定します。
+
+[[highlights_tags]]
+==== ハイライトするタグの追加
+
+表示される行には「タグ」を含めることが可能です。「タグ」とはメッセージの出自やメッセージ自身に関する情報を与えるものです。 +
+`/debug tags` コマンドでタグを表示することが可能です
+(タグを非表示にする場合も同じコマンドを使います)。
+
+ハイライトするタグを明示するには
+<<option_weechat.look.highlight_tags,weechat.look.highlight_tags>>
+オプションを使います。複数のタグを指定するにはコンマで区切り、複数のタグの論理
+"and" を表すには `+++` で区切ります。
+
+例えば "FlashCode" というニックネームからのすべてのメッセージと "toto"
+で始まるニックネームからのすべての通知メッセージをハイライトするには以下のように設定します:
+
+----
+/set weechat.look.highlight_tags "nick_flashcode,irc_notice+nick_toto*"
+----
+
+[[highlights_regex_buffer]]
+==== バッファに対する特別なハイライトの設定
+
+バッファプロパティ "highlight_regex"
+と正規表現を使ってハイライトを強制できます。
+
+例えば現在のバッファ宛のすべてのメッセージをハイライトするには以下のように設定します:
+
+----
+/buffer set highlight_regex .*
+----
+
+[NOTE]
+バッファプロパティ "highlight_regex" は設定ファイルに保存されません。 +
+これを保存するには _buffer_autoset.py_ スクリプトを使ってください: このスクリプトをインストールするには
+`+/script install buffer_autoset.py+` コマンドを使い、ヘルプを見るには `+/help buffer_autoset+` コマンドを使ってください。
+
[[mouse]]
=== マウスサポート
@@ -2455,6 +2240,235 @@ WeeChat はデフォルトマウスイベントの多くを定義しています
`+/input grab_mouse+`
コマンドの後にマウスを動かすことでコマンドラインにマウスイベントが入力されます。これにより対応するイベントを確認できます。
+[[bars]]
+=== バー
+
+_バー_ とは任意のテキストを含めることができるチャットエリア以外の場所です。
+
+バーオプションは `weechat.bar.name.option` オプションで設定します。ここで
+`name` はバーの名前、`option` はこのバーのオプション名です。
+
+バーオプションのリスト:
+
+[width="100%",cols="2m,2,10",options="header"]
+|===
+| オプション名 | 値 | 説明
+
+| type | `root`、`window` |
+ `root` 型バーは画面上の全ウィンドウの外側にきっかり 1 回だけ表示されます。
+ デフォルトバーである _buflist_ は `root` 型のバーです。 +
+ `window` 型バーは各ウィンドウの中に表示されます。例えば、`/window splith`
+ や `/window splitv` などの方法で画面を 1 回分割した場合、1
+ つのバーがそれぞれのウィンドウに表示されます。デフォルトの `window`
+ 型バーには _title_、_status_、_input_、_nicklist_ などがあります。
+
+| position | `top`、`bottom`、`left`、`right` |
+ バーの位置: チャットエリアの上、下、左、右。
+
+| priority | 0 以上の整数 |
+ バーの表示優先度:
+ 型と位置が同じ複数のバーを画面に表示する順番に利用される。 +
+ バーは画面の端から中心に向かって表示される。高い優先度を持つバーが先に
+ (画面の端に近い側に) 表示される。 +
+ 例: 優先度 1000 の _input_ バーは優先度 500 の _status_
+ バーよりも先に表示される。
+
+| size | 0 以上の整数 |
+ バーのサイズ:
+ 位置が右/左の場合は列数、位置が上/下の場合は行数。値が `0`
+ の場合は自動 (バーのサイズはバーの内容を基に計算される)。
+
+| size_max | 0 以上の整数 |
+ バーの最大サイズ、`0` = 制限無し (このオプションは
+ `size` = `0` の場合のみ使われる)。
+
+| color_bg | 色 |
+ バーのデフォルトの背景色
+
+| color_fg | 色 |
+ バーのデフォルトのテキスト色
+
+| color_delim | 色 |
+ バーの区切り文字の色
+
+| hidden | `on`、`off` |
+ このオプションが `on` の場合、バーは表示されません。 +
+ 注意: このオプションを変更する代わりに、`/bar` コマンドを使うと便利です。例:
+ `/bar toggle nicklist` (<<command_weechat_bar,/bar>> コマンドを参照)。
+
+| separator | `on`、`off` |
+ このオプションが `on` の場合、セパレータ (区切り線)
+ がバー同士またはバーとチャットエリアの間に表示されます。
+
+| items | 文字列 |
+ _items_ のリスト (詳細は<<bar_items,バー要素>>を参照)。
+
+| filling_left_right | `+horizontal+`、`+vertical+`、`+columns_horizontal+`、`+columns_vertical+` |
+ 位置が `left` または `right` のバーに対するフィリングタイプ
+ (詳細は<<bar_filling,バーフィリング>>を参照)。
+
+| filling_top_bottom | `+horizontal+`、`+vertical+`、`+columns_horizontal+`、`+columns_vertical+` |
+ 位置が `top` または `bottom` のバーに対するフィリングタイプ
+ (詳細は<<bar_filling,バーフィリング>>を参照)。
+
+| conditions | 文字列 |
+ バーを表示する状態
+ (詳細は<<bar_conditions,バー状態>>を参照)。
+|===
+
+[[bar_items]]
+==== バー要素
+
+_items_ オプションはバー要素をコンマ (画面上の要素同士に間隔を空ける)
+または `+++` (間隔を空けない) で区切った文字列です。
+
+バー要素のリストは `/bar listitems` コマンドで表示されます。
+
+要素名の前または後に文字を表示させることができます (英数字以外の文字、`+-+`
+または `+_+`)。この文字はバー (_color_delim_ オプション)
+で定義された区切り文字の色をつけて要素の前または後に表示されます。
+
+バー要素を含むバーの例 "[time],buffer_number+:+buffer_plugin+.+buffer_name":
+
+....
+┌───────────────────────────────────────────────────────────────────────────┐
+│[12:55] 3:irc/libera.#weechat │
+└───────────────────────────────────────────────────────────────────────────┘
+....
+
+特殊構文を使うことで、バー要素: "@buffer:item"
+("buffer" はバッファの完全な名前、"item" はバー要素の名前)
+を表示する際に強制的に指定されたバッファを利用することが可能です。
+
+これはルートバーに現在のウィンドウで表示されない (またはどこにも表示されない)
+特定のバッファの要素を表示させる際に便利です。
+
+例: bitlbee のニックネームリストをルートバーに表示させる
+(バーが _bitlist_ で bitlbee サーバが _bitlbee_ の場合):
+
+----
+/set weechat.bar.bitlist.items "@irc.bitlbee.&bitlbee:buffer_nicklist"
+----
+
+[[bar_filling]]
+==== バーフィリング
+
+フィリングタイプには 4 つの種類があります:
+
+* `+horizontal+`:
+ 左から右に向かって要素を水平に表示。要素内に改行がある場合、空白を行区切りに利用します。
+* `+vertical+`:
+ 上から下に向かって要素を表示。要素内に改行がある場合、改行を行区切りに利用します。
+* `+columns_horizontal+`:
+ テキストを左寄せして、列形式で要素を表示。最初の要素は左上、2
+ 番目は同じ行の 1 列右側。
+* `+columns_vertical+`: テキストを左寄せして、列形式で要素を表示。最初の要素は左上、2
+ 番目は同じ列の 1 行下側。
+
+デフォルトバーである _title_、_status_、_input_ は
+_horizontal_ フィリング、_nicklist_ は _vertical_ フィリング。
+
+_nicklist_ バーに対するフィリングの例:
+
+....
+┌───────────────────────────────────────────────────────────────────────┐
+│Welcome to #test, this is a test channel │
+│12:54:15 peter | hey! │@carl │
+│12:55:01 +Max | hello │@jessika│
+│ │@maddy │
+│ │%Diego │
+│ │%Melody │
+│ │+Max │
+│ │ celia │
+│ │ Eva │
+│ │ freddy │
+│ │ Harold^│
+│ │ henry4 │
+│ │ jimmy17│
+│ │ jodie ▼│
+│[12:55] [6] [irc/libera] 3:#test(+n){24} │
+│[@carl] █ │
+└───────────────────────────────────────────────────────────────────────┘
+ filling_left_right = vertical ▲
+
+┌───────────────────────────────────────────────────────────────────────┐
+│Welcome to #test, this is a test channel │
+│12:54:15 peter | hey! │@carl lee │
+│12:55:01 +Max | hello │@jessika louise │
+│ │@maddy mario │
+│ │%Diego mark │
+│ │%Melody peter │
+│ │+Max Rachel │
+│ │ celia richard│
+│ │ Eva sheryl │
+│ │ freddy Vince │
+│ │ Harold^ warren │
+│ │ henry4 zack │
+│ │ jimmy17 │
+│ │ jodie │
+│[12:55] [6] [irc/libera] 3:#test(+n){24} │
+│[@carl] █ │
+└───────────────────────────────────────────────────────────────────────┘
+ filling_left_right = columns_vertical ▲
+
+┌───────────────────────────────────────────────────────────────────────┐
+│@carl %Diego celia Harold^ jodie mario Rachel Vince │
+│@jessika %Melody Eva henry4 lee mark richard warren │
+│@maddy +Max freddy jimmy17 louise peter sheryl zack │
+│───────────────────────────────────────────────────────────────────────│
+│ │
+ filling_top_bottom = columns_vertical ▲
+
+┌───────────────────────────────────────────────────────────────────────┐
+│@carl @jessika @maddy %Diego %Melody +Max celia Eva │
+│ freddy Harold^ henry4 jimmy17 jodie lee louise mario │
+│ mark peter Rachel richard sheryl Vince warren zack │
+│───────────────────────────────────────────────────────────────────────│
+│ │
+ filling_top_bottom = columns_horizontal ▲
+....
+
+[[bar_conditions]]
+==== バー状態
+
+_conditions_
+オプションはバーを表示するか否かを評価する文字列です。
+
+文字列は以下のいずれか:
+
+* _active_: 非アクティブ状態のウィンドウ
+* _inactive_: 非アクティブ状態のウィンドウ
+* _nicklist_: ニックネームリストが含まれるバッファのウィンドウ
+* 式: ブール値として評価
+ (<<command_weechat_eval,/eval>> コマンドを参照)
+
+式に使える変数は以下:
+
+* `+${active}+`: ウィンドウがアクティブ状態の時に真
+* `+${inactive}+`: ウィンドウが非アクティブ状態の時に真
+* `+${nicklist}+`: ウィンドウに表示されるバッファがニックネームリストの場合に真。
+
+式に使えるポインタは以下:
+
+* `+${window}+`: 状態が評価されたウィンドウ
+* `+${buffer}+`: 状態が評価されたウィンドウのバッファ
+
+// TRANSLATION MISSING
+Example to display nicklist bar in all buffers with a nicklist, and only if
+width of terminal is > 100:
+
+----
+/set weechat.bar.nicklist.conditions "${nicklist} && ${info:term_width} > 100"
+----
+
+// TRANSLATION MISSING
+Same condition, but always display nicklist on buffer _&bitlbee_
+(even if terminal is small):
+
+----
+/set weechat.bar.nicklist.conditions "${nicklist} && (${info:term_width} > 100 || ${buffer.full_name} == irc.bitlbee.&bitlbee)"
+----
+
[[secured_data]]
=== 暗号化データ