<command>arcboot</command>-installer SGI Indy のブートローダは arcboot です。 これはカーネルと同じハードディスクにインストールしなければなりません。 (これはインストーラが自動で行います) arcboot は異なった設定を、/etc/arcboot.conf でセットアップすることでサポートしています。 いずれの設定も一意の名前を持ち、 インストーラが作成したデフォルトの設定は linux です。 arcboot のインストール後、 次のようなファームウェア環境変数をプロンプトに入力して、 システムをハードディスクから起動できます。 setenv SystemPartition scsi(scsi)disk(disk)rdisk(0)partition(0) setenv OSLoadPartition scsi(scsi)disk(disk)rdisk(0)partition(partnr) setenv OSLoader arcboot setenv OSLoadFilename config setenv AutoLoad yes その後、boot と入力してください。 scsi 起動する SCSI バスを表す。 オンボードコントローラは 0 となる。 disk arcboot をインストールしたハードディスクの SCSI ID を表す。 partnr /etc/arcboot.conf があるパーティションの番号を表す。 config /etc/arcboot.conf 設定エントリの名前を表す。 デフォルトは linux である。