地域オプションの選択
ほとんどの場合、最初の質問はインストール中とインストールしたシステム双方の、
地域オプションの選択に関することです。
地域オプションは、言語、国、ロケールからなっています。
異なるダイアログの翻訳が利用できるなら、
選んだ言語をインストールプロセスの残りで使用できます。
選択した言語で、有効な翻訳が利用できなければ、
インストーラは自動的に英語になります。
選択した国は、インストールプロセスの後半で、デフォルトのタイムゾーンの抽出と、
地理的に適切な Debian ミラーの抽出に使用します。
言語と国は、ともにシステムのデフォルトロケールの設定や、
キーボードの設定を補助するのに使用します。
最初に好みの言語を選択することになります。
言語名は英語 (左側) と原語 (右側) の両方で表示しています。
右側の名称は、その言語そのもので書かれた表記です。
このリストは英語名順に並んでいます。
このリストの先頭には言語の代わりに C
ロケールを選択する
追加オプションもあります。
C
ロケールを選択するとインストールプロセスは英語で行われます。
また、インストールしたシステムには locales
パッケージがインストールされず、いずれの地域もサポートしません。
言語選択時に、その言語が複数の国
技術的には、言語に対し国コードが異なる複数のロケールが存在します。
で公用語とされている場合、次に国を選択することになります。
リストの最後の その他 を選択した場合、
国のすべてのリストが大陸ごとに表示されます。
言語に対し関連する国がただひとつの場合、自動的に国を選択します。
デフォルトのロケールは、選択した言語と国を基に選択されます。
優先度を「中」・「低」でインストールしている場合は、
インストールしているシステムのデフォルトのロケールを変更したり、
追加ロケールを生成したりできます。