システムにパッケージをインストールするには、 主に apt パッケージの apt-get というプログラムを使う方法があります。 パッケージのインストールを行う実際のプログラムは、 dpkg であることに注意してください。 ですが、このプログラムは、どちらかというと下位のツールです。 apt-get はもっと上位のツールで、 適切に dpkg を起動し、 インストールしようとしているパッケージに必要な他のパッケージも知っています。 また、CD やネットワーク、その他からパッケージを取得する方法も知っています。 パッケージ管理のその他のフロントエンドには、aptitude や synaptic のような apt-get に依存し、 使用するものもあります。 このフロントエンドは追加機能 (パッケージの検索や状態チェック) を統合するので、 新しいユーザにお勧めします。 パッケージをどこから取得するか、 apt を設定しておかなくてはなりません。 インストーラは、自動的にインストールメディアにある設定を元にして扱います。 この設定の結果は、/etc/apt/sources.list ファイルに書き込まれます。 またインストール完了後に、お好みに合わせて検査・編集できます。