SunOS からのパーティション分割
SunOS で行えば、パーティション作成はまったく問題なく行えます。
同一のマシン上で SunOS と Debian を運用する場合は、
Debian をインストールする前に、
SunOS を用いてパーティションを作成しておくことをお勧めします。
Linux カーネルは Sun のディスクラベルを認識できますので、
この方法で問題ありません。
ただし、Debian のルートパーティションにする領域が、
ブートディスクの先頭 1GB 以内に収まるよう注意してください。
そのようなルートパーティションを確保することが難しければ、
カーネルイメージを UFS パーティション上に置く方法も取れます。
SILO は、EXT2 (Linux), UFS (SunOS), romfs, iso9660 (CDROM)
といったパーティションから Linux および SunOS を起動できます。
Linux や他の OS からのパーティション分割
パーティション分割にどんなシステムを用いるにせよ、
Sun disk label
をブートディスクに作るのは忘れないようにしてください。
これは OpenBoot PROM が認識する唯一のパーティション形式であり、
すなわち起動可能な唯一の形式でもあります。
fdisk を利用する場合は、s キーを使うと
Sun disk label が作成できます。
以前に PC (やその他のアーキテクチャ) でフォーマットされたドライブを使う場合は、
新しいディスクラベルを作る必要があります。
さもないと、まず間違いなくディスクジオメトリに関する問題が生じるでしょう。
おそらくブートローダ
(オペレーティングシステムカーネルを起動するための小さなプログラム)
には SILO を使うことになるでしょう。
SILO にはパーティションサイズや格納位置に制限があります。
をご覧ください。