MacOS からのディスクイメージの書き込み
Make Debian Floppy という AppleScript を使えば、
提供されているディスクイメージファイルをフロッピーに書き込むことが出来ます。
この AppleScript は
からダウンロードできます。デスクトップに unstuff して、
フロッピーイメージファイルをその上にドラッグするだけです。
AppleScript をインストールし、
extensions manager で有効にしておく必要があります。
フロッピーの内容を消去してファイルイメージの書き込みを進めて良いかを
Disk Copy から尋ねられます。
MacOS のユーティリティ Disk Copy を直接使ったり、
フリーウェアのユーティリティ suntar を使うこともできます。
root.bin ファイルをフロッピーイメージの例として、
これらのユーティリティでフロッピーイメージから
フロッピーディスクを作製する方法を以下にいくつか紹介します。
Disk Copy を用いたディスクイメージの書き込み
公式 &debian; CD にあったファイルからフロッピーイメージを作る場合は、
Type と Creator は既に適切な値になっています。
ここに示す Creator-Changer の作業は、イメージファイルを
Debian ミラーからダウンロードした場合でのみ必要となります。
Creator-Changer
を取得し、これを用いて root.bin ファイルをオープンします。
Creator を ddsk (Disk Copy) に変更し、
Type を DDim (バイナリフロッピーイメージ) に変更します。
これらのフィールドでは大文字小文字が区別されますので注意してください。
重要:
Finder から Get Info を用いて、
フロッピーイメージの Finder 情報を表示させてください。
ここで File Locked チェックボックスに X
を入れ、
イメージを間違ってマウントしてしまった場合でも
MacOS がブートブロックを消してしまわないようにしてください。
Disk Copy を入手します。
MacOS システムや CD をお持ちなら、既にその中にあるでしょう。
持っていなければ
を試してみてください。
Disk Copy を実行します。
Utilities Make a Floppy
を選び、
現われたダイアログで locked イメージファイルを選んでください。
フロッピーを挿入するよう求められ、
続いてその内容を本当に消していいかどうかを訊かれます。
書き込みが終わったらフロッピーはイジェクトされます。
suntar を用いたディスクイメージの書き込み
suntar を
から入手します。suntar プログラムを起動し、
Special メニューから Overwrite Sectors...
を選びます。
求められたところでフロッピーディスクを挿入し、
&enterkey; を押します (セクタ 0 から始めます)。
file-opening ダイアログから root.bin ファイルを選びます。
フロッピーがうまく作成されたら、
File Eject
を選びます。フロッピーの書き込みでエラーが起こったら、
そのフロッピーは捨てて別のフロッピーを試してください。
作成したフロッピーを使う前に、
ツメを動かして書き込み防止にしてください
こうしておかないと、間違って MacOS にマウントされてしまった場合、
MacOS がフロッピーを壊してしまいます。