CPU・マザーボード・ビデオのサポート &arch-title; 上で Debian は現在 3 つのサブアーキテクチャをサポートしています。 DECstation: DECstation の様々なモデルをサポート。 Cobalt Microserver: ここでは MIPS ベースの Cobalt マシン (Cobalt Qube 2700 (Qube1), RaQ, Qube2 and RaQ2, Gateway Microserver) のみを対象。 Broadcom BCM91250A (SWARM): Broadcom 製 SiByte プロセッサファミリをベースにした、 ATX フォームファクタ評価ボード。 mips/mipsel マシンサポートについての完全な情報は、 Linux-MIPS homepage で見つかります。 以下では、Debian インストーラでサポートされているシステムについてのみ 対象にしています。 その他のサブアーキテクチャのサポートが必要な場合は、 debian-&arch-listname; メーリングリスト に連絡してください。 CPU/マシンタイプ 現在は、R3000 と R4000/R4400 CPU 搭載の DECstation のみを リトルエンディアン MIPS の Debian インストールシステムでサポートしています。 Debian インストールシステムは、以下のマシンで動作します。 システムタイプCPUコードネーム Debian サブアーキテクチャ DECstation 5000/1xx R3000 3MIN r3k-kn02 DECstation 5000/150 R4000 3MIN r4k-kn04 DECstation 5000/200 R3000 3MAX r3k-kn02 DECstation 5000/240 R3000 3MAX+ r3k-kn02 DECstation 5000/260 R4400 3MAX+ r4k-kn04 Personal DECstation 5000/xx R3000 Maxine r3k-kn02 Personal DECstation 5000/50 R4000 Maxine r4k-kn04 すべての Cobalt マシンをサポートしています。 以前は、シリアルコンソールをサポートするマシン (Qube 2700, aka Qube1 を除く全マシン) のみでした。 しかし、現在 SSH を経由するインストールも可能です。 Broadcom BCM91250A 評価ボードは、 このインストーラの SMP モードでサポートしている SB1250 チップ (SB-1 コア×2) に付属しています。 サポートするコンソールオプション シリアルコンソールは、サポートしているすべての DECstations で 有効です (9600 bps, 8N1)。 シリアルコンソールを使用する際には、インストーラ起動時にカーネルパラメータに console=ttySx (x には端末を接続するシリアルポートの番号 — 通常は 2、 Personal DECstation の場合は 0) を与えてください。 3MIN や 3MAX+ (DECstation 5000/1xx, 5000/240, 5000/260) では、 PMAG-BA や PMAGB-B グラフィックオプションにより ローカルコンソールが有効になります。 シリアル端末として使える Linux システムがある場合は、 cu Woody では、このコマンドは uucp パッケージの一部ですが、 後のリリースではパッケージを分割したものが提供されます。 を実行するのが簡単です。例: $ cu -l /dev/ttyS1 -s 9600 -l (line) オプションはシリアルポートを使用することを指定し、 -s (speed) で通信速度 (9600bps) を指定します。 Cobalt と Broadcom BCM91250A では 115200 bps を使用します。