TFTP での起動
&boot-installer-intro-net.xml;
OpenBoot のマシンでは、
単にインストール対象のマシンでブートモニタに入ってください。
( を参照)
TFTP と RARP サーバから起動するには、
boot net というコマンド、
TFTP と BOOTP サーバや TFTP と DHCP サーバから起動するには、
boot net:bootp や
boot net:dhcp というコマンドを試してください。
OpenBoot のリビジョンが古いと、boot le()
のようにデバイス名を使う必要がある場合もあります。
これはたぶん BOOTP も DHCP もサポートしないでしょう。
CD-ROM からの起動
&boot-installer-intro-cd.xml;
OpenBoot のほとんどのバージョンは
boot cdrom コマンドをサポートしています。
これは単に ID 6 の SCSI デバイス (あるいは IDE ベースのシステムなら
セカンダリのマスター) から起動せよ、という命令の別名です。
この特殊なコマンドをサポートしていないような、
OpenBoot の古いバージョンでは、
実際のデバイス名を用いる必要があるかもしれません。
Sun4m (例: Sparc 10s や Sparc 20s) システムでは、
CD-ROM からの起動で、いくつか問題が報告されていることに注意してください。
フロッピーからの起動
Sparc でフロッピーから起動するには、
Stop-A -> OpenBoot: "boot floppy"
としてください。
注意してほしいのですが、
新しい Sun4u (ultra) アーキテクチャは
フロッピーからの起動をサポートしていません。
一般的なエラーメッセージは、Bad magic
number in disk label - Can't open disk label package
となります。
さらに Sun4c モデルの多く (IPX など) は、
ディスクの圧縮イメージをサポートしておらず、
従って起動もサポートしていません。
いくつかの Sparc (Ultra 10 など) には OBP バグがあり、
起動ができません (全く起動をサポートしていないわけではありません)。
適切な OBP アップデートが、
よりダウンロードできます。製品 ID は 106121 です。
フロッピーからの起動時に、
Fatal error: Cannot read partition
Illegal or malformed device name
といったメッセージが表示されたら、
フロッピーでの起動がそのマシンで単にサポートされていない、
という可能性があります。
IDPROM メッセージ
IDPROM
に関して問題があるとのメッセージが表示され、
起動ができない場合は、
NVRAM バッテリーが切れている可能性があります。
これはファームウェアの設定情報を保持するためのものです。
詳細は
Sun NVRAM FAQ
を見てください。