From c0435107eee8aad7d8b2580ae70a9ac8c25b534e Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Nozomu KURASAWA Date: Sat, 2 Feb 2008 14:59:16 +0000 Subject: Update Japanese translations for the manual. --- ja/using-d-i/modules/apt-setup.xml | 235 ++++++++++++++++++++++++++-- ja/using-d-i/modules/clock-setup-finish.xml | 53 +++++++ ja/using-d-i/modules/clock-setup.xml | 58 ++----- ja/using-d-i/modules/finish-install.xml | 33 ++-- ja/using-d-i/modules/lowmem.xml | 4 +- ja/using-d-i/modules/mdcfg.xml | 5 +- ja/using-d-i/modules/netcfg.xml | 5 +- ja/using-d-i/modules/network-console.xml | 69 +++++++- ja/using-d-i/modules/partman.xml | 30 ++-- ja/using-d-i/modules/tzsetup.xml | 80 ++++++++-- ja/using-d-i/modules/user-setup.xml | 23 +-- ja/using-d-i/modules/x86/lilo-installer.xml | 8 +- 12 files changed, 481 insertions(+), 122 deletions(-) create mode 100644 ja/using-d-i/modules/clock-setup-finish.xml (limited to 'ja/using-d-i/modules') diff --git a/ja/using-d-i/modules/apt-setup.xml b/ja/using-d-i/modules/apt-setup.xml index a55a28316..8b9f8bc58 100644 --- a/ja/using-d-i/modules/apt-setup.xml +++ b/ja/using-d-i/modules/apt-setup.xml @@ -1,6 +1,6 @@ - + パッケージをどこから取得するか、 apt を設定しておかなくてはなりません。 -インストーラは、自動的にインストールメディアにある設定を元にして扱います。 この設定の結果は、/etc/apt/sources.list ファイルに書き込まれます。 -またインストール完了後に、お好みに合わせて検査・編集できます。 +インストール完了後に、お好みに合わせて検査・編集できます。 + + + + +デフォルトの優先度でインストールしている場合、インストール方法と、 +可能であればインストールのはじめに選択した内容から、 +大部分の設定を自動で面倒みてくれます。 +ほとんどの場合、インストーラは自動でセキュリティミラーを追加します。 +また、安定版をインストールしている場合、 +volatile 更新サービスのミラーを追加します。 + + + + +低い優先度でインストールしている場合 (例: エキスパートモード)、 +もっと多くのことを自分で決定できます。 +セキュリティや volatile 更新サービスの有無や、 +アーカイブの contrib や +non-free からのパッケージ追加の有無を選べます。 + + + + + + ネットワークミラーの利用 + + + + +よくある質問に、 +パッケージの取得元にネットワークミラーを使用するかどうかがあります。 +ほとんどの場合、デフォルトの回答でうまくいきますが、中には例外もあります。 + + + + +完全な CD や DVD からインストールしないか、 +完全な CD/DVD イメージを使用していない場合、 +非常に最小限のシステムのみで完了するなら、ネットワークミラーを使用するべきです。 +しかし、インターネット接続に制限がある場合、インストールの次のステップで、 +desktop タスクを選択しないのが最善でしょう + + + + +(DVD ではなく) 完全な CD でインストールしていたり、 +完全な CD イメージを使用している場合、 +ネットワークミラーを使用する必要はありませんが、 +1 枚の CD には非常に限られた数のパッケージしか含まれていないため、 +ミラーを使用するのを強くお奨めします。 +現在インストーラは、複数の CD や DVD イメージを、 +インストールに使う方法はサポートしていません + + +そのオプションの追加を計画中です。 + + +。インターネット接続に制限がある場合は、まだここでネットワークミラーを設定しない方がよいでしょう。 +CD でできる限りのインストールを行い、追加パッケージのインストールは、 +(新しいシステムで起動した後など) 後で行うのがよいでしょう。 + + + + + +DVDからインストールしたり、DVD イメージを使用している場合、 +ネットワークミラーの必要性はかなり低いです。 +しかし、次のステップで選択するタスクの一部が、 +1 枚目の DVD に含まれていない可能性があります。 +英語以外の言語でインストールしている場合は、特にその傾向があります。 +たくさんのフォントや地域化のパッケージが、 +DVD の 2 枚目に含まれていることが知られています。 +そのため、手頃なインターネット接続があるなら、 +ネットワークミラーを使用する方が賢明です。 + + + + + + +インストール後に追加パッケージをインストールするには、 +以下の 2 通りの方法があります。 + + + + + +(インストールに使用した CD/DVD と同じセットの) 追加CD/DVDイメージが利用できる場合、 +apt-cdrom を使用して、 +sources.list に追加できます。 + + + + + +エディタを使用して、 +sources.list にミラーを手で追加してください。 + + + + + +それから、パッケージ管理フロントエンドのいずれかを使用して、 +追加するパッケージを選択・インストールしてください + + +/etc/apt/sources.list への CD や DVD の追加、 +ネットワークミラーの追加は同時に行えます。 +また、ネットワークミラーを追加するのには、インストール時に利用できる、 +そのディストリビューションのポイントリリースしたパッケージの更新を、 +取り込めるという利点があります。 + + +。 + + + + +以下にまとめます。ネットワークミラーを選択するのは、 +質の良いインターネット接続がない場合を除き、一般的によい考えです。 +パッケージの最新版が CD/DVD で利用できる場合には、 +インストーラは常にそちらを使用します。 +従って、ミラーを選択した場合のダウンロードするデータ量は、 +a) インストールの次のステップで選択するタスク、 +b) どのパッケージがそのタスクに必要か、 +c) そのパッケージが CD/DVD に収録されているかどうか、に依存します。 + + + + +ネットワークミラーを使用しないように選択したとしても、 +セキュリティや volatile に更新があり、 +そのサービスを使用するように設定している場合は、 +パッケージをダウンロードする可能性が残っていることに注意してください。 + diff --git a/ja/using-d-i/modules/clock-setup-finish.xml b/ja/using-d-i/modules/clock-setup-finish.xml new file mode 100644 index 000000000..142bd0826 --- /dev/null +++ b/ja/using-d-i/modules/clock-setup-finish.xml @@ -0,0 +1,53 @@ + + + + + + + システム時計の設定 + + + + +インストーラは、コンピュータの時計を UTC にするかどうかを、尋ねることがあります。 +通常この質問は可能な限り避け、他のオペレーションシステムがインストールされているかどうか、 +といったことから UTC を基準にするかどうかを判断します。 + + + + +エキスパートモードでは、常に時計を UTC にあわせるかどうかを選択することになります。 +Macintosh のハードウェア時計は、通常現地時間にあわせてあります。 +デュアルブートする場合は、UTC ではなく現地時間を選択してください。 +DOS や Windows を使用するシステムは、通常現地時間にあわせてあります。 +デュアルブートする場合は、UTC ではなく現地時間を選択してください。 + + + + +ここで、&d-i; は、システムのハードウェア時計に現在の時間を保存使用と試みます。 +先ほどの選択により、UTC か現地時間のどちらかで保存します。 + + + + diff --git a/ja/using-d-i/modules/clock-setup.xml b/ja/using-d-i/modules/clock-setup.xml index 1e2c71c02..7adc5ba3c 100644 --- a/ja/using-d-i/modules/clock-setup.xml +++ b/ja/using-d-i/modules/clock-setup.xml @@ -1,6 +1,6 @@ - + -コンピュータの時計を協定世界時 (UTC) にセットするかどうか、 -インストーラが質問するかもしれません。 -通常、この質問は可能なら行われず、 -他のオペレーティングシステムがインストールされていることなどを元に、 -時計を UTC にセットするかどうか計算しようとします。 - - - - -エキスパートモードでは、時計を UTC にセットするか否かを、 -常に選択することになります。 -Macintosh のハードウェアクロックは、 -通常、地方時にセットされています。デュアルブートする場合は、 -GMT ではなく地方時を選択してください。 -DOS や Windows で (でも) 起動するシステムは通常、 -地方時にセットされています。 デュアルブートする場合は、 -GMT ではなく地方時を選択してください。 - - - - -インストーラが、 -すぐにコンピュータの時計を合わせるわけではないことに注意してください。 -時計が狂っていたり、以前は UTC にセットしていない場合は、 -インストールが完了してから、現在の時刻に時計を合わせることができます。 +インストーラはまず、正しいシステム時計を設定するため、 +インターネットのタイムサーバに (NTP +プロトコルを利用して) 接続しようとします。これが成功しない場合、 +インストールシステムが起動したときのシステム時計を正しいと見なします。 +インストールプロセス中に、手動でシステム時計を設定することはできません。 +&module-tzsetup.xml; + diff --git a/ja/using-d-i/modules/finish-install.xml b/ja/using-d-i/modules/finish-install.xml index e2626b78b..c3cbc3fa3 100644 --- a/ja/using-d-i/modules/finish-install.xml +++ b/ja/using-d-i/modules/finish-install.xml @@ -1,40 +1,35 @@ - + - インストールの完了と再起動 + システムの再起動 - + -初期の Debian インストールプロセスの最終ステップです。 インストーラの起動に使用したブートメディア (CD, floppy, etc) を、 取り出すよう促されます。 -インストーラは最後の数タスクを実行してから再起動し、 -新しい Debian システムを起動します。 +この後システムは、新しい Debian システムで再起動します。 -インストールの完了 メニューを選択し、 -システムを停止させてください。 -この場合、&arch-title; では再起動がサポートされていないからです。 -インストールの最初にルートファイルシステムとして選択した DASD から +最後のプロンプトの後、システムを停止させてください。 +この場合、&arch-title; では再起動がサポートされていないのです。 +その後、インストールの最初にルートファイルシステムとして選択した DASD から GNU/Linux を IPL してください。 diff --git a/ja/using-d-i/modules/lowmem.xml b/ja/using-d-i/modules/lowmem.xml index 2760723f6..761ed63ee 100644 --- a/ja/using-d-i/modules/lowmem.xml +++ b/ja/using-d-i/modules/lowmem.xml @@ -1,6 +1,6 @@ - + - + + マルチディスクデバイス (ソフトウェア RAID) の設定 diff --git a/ja/using-d-i/modules/netcfg.xml b/ja/using-d-i/modules/netcfg.xml index 864fd639c..0b7ab2346 100644 --- a/ja/using-d-i/modules/netcfg.xml +++ b/ja/using-d-i/modules/netcfg.xml @@ -1,8 +1,11 @@ - + + ネットワークの設定 diff --git a/ja/using-d-i/modules/network-console.xml b/ja/using-d-i/modules/network-console.xml index 62a7e9a8d..b09b9850b 100644 --- a/ja/using-d-i/modules/network-console.xml +++ b/ja/using-d-i/modules/network-console.xml @@ -1,6 +1,6 @@ - + +インストーラの ssh サーバは、 +keep-alive パケットを送らないというデフォルト設定を使用します。 +原則的に、インストールするシステムへの接続は、無期限に保たれるべきです。 +しかし、ある状況下 (あなたのローカルネットワークの設定に依存する) では、 +不使用時間が続くと接続を失う可能性があります。 +よくある状況は、クライアントとインストールするシステムの間のどこかに、 +ネットワークアドレス変換 (NAT) があることです。 +接続が失われた際のインストールのポイントにより、 +再接続後にインストールを再開できるかどうかが決まるでしょう。 + + + + +ssh 接続を開始する際や、 +ssh の設定ファイルに、オプション +-o ServerAliveInterval=value +を追加して、接続が切れるのを回避できるかもしれません。 +しかしある状況下では、このオプションを追加すると、 +接続が切れる原因になるかもしれないことにご注意ください +(例えば、普段なら ssh が復旧してしまうような、 +短時間のネットワーク障害中に keep-alive パケットを送るなど)。 +そのため、使用は必要最小限にするべきです。 + + + + + + 順番にいくつものコンピュータにインストールして、 同じ IP アドレスやホスト名を持っていたりすると、 ssh はそういったホストへの接続を拒否します。 指紋が異なっているというのは、通常なりすまし攻撃のサインです。 なりすまし攻撃ではないことが確かなら、~/.ssh/known_hosts -から関連する行を削除して、もう一度行う必要があります。 +から関連する行を削除して + + + +以下のコマンドで、既存のホストエントリを削除できます。 +ssh-keygen -R <hostname|IP address> + + + +、もう一度行う必要があります。 diff --git a/ja/using-d-i/modules/partman.xml b/ja/using-d-i/modules/partman.xml index a727a42b8..1d676ee56 100644 --- a/ja/using-d-i/modules/partman.xml +++ b/ja/using-d-i/modules/partman.xml @@ -1,18 +1,13 @@ - - - - ディスクのパーティション分割 + -さあ、ディスクのパーティションを分割しましょう。 パーティション分割に不安があったり、詳細を知りたければ、 をご覧ください。 @@ -56,7 +51,14 @@ autopartition, choose Manual from the menu. これをガイドパーティション分割とも呼びます。 自動分割を望まなければ、手動 を選んでください。 - + + + + + ガイドパーティション分割 + + 手動パーティション分割 + - + - - - タイムゾーンの設定 + -インストール処理の初めに選択した場所に依存して、 -その場所に関連するタイムゾーンの一覧が表示されます。 +インストール処理の初期に選択した場所に依存して、 +その場所に関連するタイムゾーンの一覧を表示します。 あなたの場所にタイムゾーンがひとつしかなければ、 システムは一覧を表示せず、そのタイムゾーンであると仮定します。 + + + +何らかの理由で、インストールしたシステムのタイムゾーンを、 +選択した場所とは異なるものにしたい場合は、 +2 つの選択肢があります。 + + + + + + + + + +シンプルな方法は、インストールが完了し、新しいシステムが起動した後で、 +異なるタイムゾーンを選択することです。 +以下のようなコマンドになります。 + + +# dpkg-reconfigure tzdata + + - + + + + + +その他には、インストールシステムの起動時に、パラメータ +time/zone=value +を渡すと、インストールの最初からタイムゾーンを設定できます。 +もちろん値は妥当なタイムゾーン (例えば Europe/London や +UTC) であるべきです。 + + + + + + + + + +自動インストール用に、タイムゾーンは preseed を用いても設定できます。 + + diff --git a/ja/using-d-i/modules/user-setup.xml b/ja/using-d-i/modules/user-setup.xml index 47d8016e2..40f02c7da 100644 --- a/ja/using-d-i/modules/user-setup.xml +++ b/ja/using-d-i/modules/user-setup.xml @@ -1,18 +1,12 @@ - + - + - ユーザとパスワードのセットアップ - - - - root パスワードの設定 + root パスワードの設定 @@ -59,13 +53,13 @@ are administering a machine with more than one system administrator. root パスワードを教える必要は、通常決してありません。 - + - + - 一般ユーザの作成 + 一般ユーザの作成 @@ -125,5 +119,4 @@ account, use the adduser command. adduser コマンドを使用してください。 - diff --git a/ja/using-d-i/modules/x86/lilo-installer.xml b/ja/using-d-i/modules/x86/lilo-installer.xml index 2fc34de7e..065ad27e7 100644 --- a/ja/using-d-i/modules/x86/lilo-installer.xml +++ b/ja/using-d-i/modules/x86/lilo-installer.xml @@ -1,6 +1,6 @@ - + ハードディスクへの <command>LILO</command> @@ -79,11 +79,7 @@ loader. <!-- Useful for advanced users who want to install <command>LILO</command> somewhere else. In this case you will be asked for desired -location. You can use -<phrase condition="etch">devfs style names, such as those that start with -<filename>/dev/ide</filename>, <filename>/dev/scsi</filename>, and -<filename>/dev/discs</filename>, as well as traditional names,</phrase> -<phrase condition="lenny">traditional device names</phrase> such as +location. You can use traditional device names such as <filename>/dev/hda</filename> or <filename>/dev/sda</filename>. --> <command>LILO</command> をその他の場所にインストールしたい上級ユーザに役立ちます。 -- cgit v1.2.3