From 1ea73eea5ecc6a8ed901316049259aee737ee554 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Joey Hess Date: Fri, 7 Oct 2005 19:51:38 +0000 Subject: move manual to top-level directory, split out of debian-installer package --- ja/post-install/rescue.xml | 127 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 1 file changed, 127 insertions(+) create mode 100644 ja/post-install/rescue.xml (limited to 'ja/post-install/rescue.xml') diff --git a/ja/post-install/rescue.xml b/ja/post-install/rescue.xml new file mode 100644 index 000000000..51892a086 --- /dev/null +++ b/ja/post-install/rescue.xml @@ -0,0 +1,127 @@ + + + + + + + 起動しなくなってしまったシステムの回復 + + + +時に物事は失敗し、慎重にインストールしたはずのシステムはもはや起動しません。 +おそらくブートローダの設定ファイルを編集しているうちに壊してしまったか、 +あるいはインストールした新しいカーネルでは起動しないか、ことによると +宇宙線がディスクに命中して /sbin/init の中のビットが +ちょっと弾きとばされてしまったのかもしれません。原因のいかんを問わず、問題 +を修正する間に動作するようなシステムが必要になるでしょう。レスキューモード +はそんな時に役に立ちます。 + + + + + + +レスキューモードにアクセスするためには、boot: プロンプトで +rescue とタイプするか、 +ブートパラメータに rescue/enable=true を指定して +起動してください。インストーラの最初で、これがフルインストールではなく +レスキューモードだということを知らせる注意書きが、ディスプレイの隅にほんの +少し表示されます。心配しないでください、あなたのシステムが上書きされるわけ +ではありません! レスキューモードは単に、システムを修復している間にディスク +やネットワークデバイスなどが利用できることを確認するために,ハードウェア +検出機能を利用します。 + + + + +パーティション分割ツールの代わりに、システム上のパーティションリストが示され、 +それらのうちの一つを選択するよう尋ねられるでしょう。通常は、 +修復する必要のあるルートファイルシステムを含むパーティションを選択すべきです。 +ディスク上で直接作成されたパーティションと同様に RAID や LVM デバイス上の +パーティションも選択できます。 + + + + +可能であれば次にインストーラは、選択したファイルシステムにおける、 +どんな必要な修復を実行するためにも使えるシェルプロンプトを提供します。 + + + +たとえば、1 番目のハードディスクのマスタブートレコードに GRUB ブートローダ +を再インストールする必要があれば、 +grub-install '(hd0)' と入力してください。 + + + + + +選択したルートファイルシステムにあるシェルをインストーラが実行できない +場合は、おそらくファイルシステムが壊れているので、インストーラは警告を +発し、代わりにインストーラ環境でのシェルを提供することを提案します。 +この環境で利用できるツールは多くはありませんが、たいていの場合、システムを +とにかく復旧させるには充分でしょう。選択したルートファイルシステムは、 +/target ディレクトリにマウントされます。 + + + + +いずれの場合でも、シェルを抜けた後にシステムが再起動します。 + + + + +最後に。壊れてしまったシステムを修復するのは難しいことがあります。本マニュアルが、 +うまくいかない事や問題を修正する方法のすべてを説明しようとしているわけではない +ということに注意してください。もし問題があれば、専門家に相談してください。 + + + -- cgit v1.2.3