From 8804d0e7496e94758ee3bc5b71e49e99c37df5cf Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Nozomu KURASAWA Date: Sun, 31 Dec 2006 22:44:38 +0000 Subject: Update Japanese translation --- ja/hardware/supported/sparc.xml | 208 +++++++++++++++++++--------------------- 1 file changed, 96 insertions(+), 112 deletions(-) (limited to 'ja/hardware/supported') diff --git a/ja/hardware/supported/sparc.xml b/ja/hardware/supported/sparc.xml index 440eba5f0..8e2c4484b 100644 --- a/ja/hardware/supported/sparc.xml +++ b/ja/hardware/supported/sparc.xml @@ -1,150 +1,134 @@ - + - - CPU・マザーボード・ビデオのサポート + + + CPU・マザーボードのサポート -現在 &architecture; 移植版は、何種類かの Sparc -システムをサポートしています。 -もっとも一般的な Sparc システムは sun4 や、sun4c、sun4m、sun4d、sun4u -といった識別子で表現されるものです。 -かなり旧式である sun4 ハードウェアは現在サポートしていません。 -ただし、他のシステムはサポートされています。 -残りのシステムの中では、Sun4d はもっともテストが不充分なものなので、 -カーネルの安定性に関してなにか問題が発生する可能性があるかもしれません。 -Sun4c および Sun4m は、SparcStation 1, 1+, IPC, IPX や、SparcStation LX, 5, -10, 20 といった各システムのような旧式の Sparc ハードウェアの中では、 -もっとも一般的なものです。 -UltraSPARC 級のシステムは、sun4u という識別子に分類されるものですが、 -こちらは sun4u セット用のインストールイメージを利用することでサポートされます。 -サポートされる識別子に含まれているシステムでも、 -サポートされていないといわれているものもあります。 -サポートされないことが分かっているものとしては、 -AP1000 マルチコンピュータや -Tadpole Sparcbook 1 などがあります。 -完全な情報は -SPARC プロセッサ用 Linux FAQ -をご覧ください。 +Sparc ベースのハードウェアは、数種の異なるサブアーキテクチャに分かれており、 +sun4, sun4c, sun4d, sun4m, sun4u, sun4v といった名前で認識されています。 +以下に、各サブアーキテクチャにどのようなマシンが含まれ、 +どの程度サポートされるだろうか、といったことを一覧します。 - メモリ設定 - + + +sun4, sun4c, sun4d + + -古い Sun のワークステーション、特に Sun IPX や Sun IPC は、物理メモリの -固定された場所にメモリバンクを持っています。 -そのメモリバンクが一杯にならないと、物理メモリスペースにギャップが発生します。 -Linux のインストーラは、カーネルやイニシャル RAM ディスクをロードするのに -連続したメモリブロックを必要とします。 -これが得られないと Data Access Exception が発生します。 +このサブアーキテクチャには、旧式の 32 ビットマシンが含まれており、 +もうサポートされていません。 +完全なリストは、 +Wikipedia の +SPARCstation ページ をご覧ください。 - + + + + +sun4m + + -そのため先頭から最低 8Mb の連続したメモリブロックを確保しなければなりません。 -IPX や IPC 以上では、メモリバンクは 16Mb 境界に配置されています。 -つまり、カーネルや RAM ディスクを保持するのに充分大きな容量の SIMM を -バンク 0 に挿さなければいけないと言うことです。 -この場合 4Mb では充分ではありません。 +sun4m は現在サポートしている、 +唯一の 32 ビットサブアーキテクチャ (sparc32) です。 +このクラスのもっともポピュラーなマシンは、Sparcstation 4, 5, 10, 20 です。 -例: -Sun IPX で 16Mb SIMM と 4Mb SIMM があり、 -4 つの SIMM バンク (0,1,2,3) があるとします。 -[バンク 0 は SBUS コネクタよりもっとも離れたところ] -バンク 0 に 16Mb SIMM をインストールする必要があります。 -なおこの場合 4Mb の SIMMはバンク 2 にインストールするのをお勧めします。 +複数のプロセッサでプロセスを実行する対称型マルチプロセッシング (SMP) を、 +安定性に問題があるため、このハードウェアでは、 +サポートしていないことに注意してください。 +単一プロセッサ (UP) sparc32 カーネルはマルチプロセッサマシンでも、 +(最初の CPU しか有効になりませんが) 問題なく起動します。 - - + + - グラフィック設定 - + +sun4u + + -特に古い Sun ワークステーションの場合、既に旧世代となったフレームバッファ -(例えば sun IPC の bwtwo など) がオンボードで搭載されていて、 -後から SBUS のスロットに (たぶんアクセラレータ付きの) -フレームバッファの SBUS カードが差し込まれていることが非常に良くあります -Solaris/SunOS では どちらのカードも初期化されるため問題ありません。 +このサブアーキテクチャには、UltraSparc プロセッサとその互換 CPU を搭載した、 +全 64 ビットマシン (sparc64) が含まれます。 +ファームウェアやブートローダのバグで、 +CD から起動する際に問題が起きる可能性もありますが +(netboot でこの問題に対処できます)、 +ほとんどのマシンがきちんとサポートされています。 +UP や SMP の構成にあわせて、 +sparc64 か sparc64-smp のカーネルを使用してください。 - + + + + +sun4v + + -しかし Linux ではこれが問題になることがあります。 -起動時の PROM モニタ は追加カードに出力を表示されるのに、 -Linux カーネルのブートメッセージがオリジナルの -オンボードフレームバッファに出力されるような場合です。 -エラーメッセージが表示されないため -RAM ディスクの読み込みの最中に一見マシンが固まったように見えます。 +Sparc ファミリに新しく追加され、 +Niagara マルチコア CPU を搭載したマシンを含んでいます。 +現在、こういった CPU は Sun の T1000 サーバや T2000 サーバでのみ利用でき、 +きちんとサポートされています。sparc64-smp カーネルを使用してください。 - + + + + + -この問題を回避するには、ビデオカードを SBUS スロットのもっとも若い番号の -スロット (マザーボード上では外部スロットの下から数える) に挿し、 -(必要なら) モニタを接続することです。 -あるいはシリアルコンソールを使用することもできます。 +サーバの PRIMEPOWER ファミリで使用されている富士通の SPARC64 CPU は、 +Linux カーネルのサポートが不十分なため、 +サポートしていないことにご注意ください。 - -- cgit v1.2.3