From 4df1401c979bad1bcd07406401d9b9daf90b90e8 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Nozomu KURASAWA Date: Sun, 23 Jul 2006 15:08:28 +0000 Subject: Update Japanese translation. --- ja/boot-new/boot-new.xml | 241 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++- 1 file changed, 240 insertions(+), 1 deletion(-) (limited to 'ja/boot-new/boot-new.xml') diff --git a/ja/boot-new/boot-new.xml b/ja/boot-new/boot-new.xml index 3805ffb67..740bf3fc6 100644 --- a/ja/boot-new/boot-new.xml +++ b/ja/boot-new/boot-new.xml @@ -1,6 +1,6 @@ - + + 暗号化ボリュームのマウント + + + + +インストール中に暗号化ボリュームを作成し、マウントポイントに割り当てると、 +そのボリュームに対して、起動中にパスフレーズを入力するように訊いてきます。 +実際の手順は、dm-crypt と loop-AES では若干異なります。 + + + + + loop-AES + + + + +loop-AES で暗号化したパーティションでは、 +起動中に以下のようなプロンプトが表示されます。 + + +mount: going to use loop device /dev/loopX +Password: + + + +プロンプトの最初の行の X は、 +ループデバイスの番号です。 +おそらく、ボリュームごとに パスフレーズを入力することに、 +違和感を感じるのではないでしょうか。 +/home について? +もしくは /var について? +もちろん暗号化したボリュームであれば、 +セットアップしたときに入力したパスフレーズを入力するのが簡単です。 +インストール時に、暗号化ボリュームを少なくとも一つは設定しているなら、 + +の最後のステップの書き留めたメモが役に立つでしょう。 +以前の loopX +とマウントポイントの間のマッピングを記録しない場合、 +新しいシステムの /etc/fstab にあります。 + + + + +パスフレーズの入力時には文字が (アスタリスクも) 表示されません。 +試行は 1 回だけなことに注意してください。 +パスフレーズを間違えると、そのボリュームをスキップして、 +次のファイルシステムをマウントしようとします。 +詳細は、 をご覧ください。 + + + + +パスフレーズをすべて入力すると、通常と同様に起動を継続します。 + + + + + + dm-crypt + + + + +TODO: どのように動作するか書いてください。 + + + + + + + トラブルシュート + + + + +パスフレーズを間違えて、暗号化ボリュームをマウントできなかった場合、 +ブート後に手動でマウントする必要があります。以下の状況が考えられます。 + + + + + + + +まずはじめの状況は、ルートパーティションに関することです。 +正しくマウントできないとブートプロセスが停止し、 +再起動してもう一度行わなければなりません。 + + + + + +最も簡単な状況は、/home/srv +といったデータを保持している暗号化ボリュームの場合です。 +この場合は、ブート後に手動でマウントしてあげるだけです。 +loop-AES では、以下のように 1 ステップです。 + + +# mount /mount_point +Password: + + + +/mount_point は、 +特定のディレクトリに置き換えてください。(例 /home) +通常のマウントと違うのは、 +そのボリューム用にパスフレーズを入力するよう促される、ということだけです。 + + + + + +dm-crypt の場合は少しトリッキーです。 +まず device mapper を実行して、 +ボリュームを登録する必要があります。 + + +# /etc/init.d/cryptdisks start + + + +/etc/crypttab に記述されたボリュームすべてを検査し、 +正しいパスフレーズを入力すると、 +/dev ディレクトリ以下に、適切なデバイスを作成します。 +(既に登録されたボリュームはスキップするので、何度実行しても警告がでません) +登録に成功すると、以下のように通常の方法でマウントできます。 + + +# mount /mount_point + + + + + + +クリティカルでないシステムファイルを扱うボリューム +(/usr/var) +がマウントできなかった場合、それでもシステムが起動し、 +前述の状況のように手動でボリュームをマウントできるでしょう。 +しかし、デフォルトのランレベルで通常動作しているサービスを、 +起動していない可能性があるので、(再) 起動する必要があります。 +最も簡単なのは、最初のランレベルに以下のように切り替えることです。 + + +# init 1 + + + +rootのパスワードを訊かれたら Control +D を押し、 +シェルのプロンプトで上記を入力してください。 + + + + + + + +