summaryrefslogtreecommitdiff
path: root/po/ja/preparing.po
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authorD-I role <debian-boot@lists.debian.org>2021-07-18 23:03:24 +0000
committerD-I role <debian-boot@lists.debian.org>2021-07-18 23:03:24 +0000
commit46262b381820ff3b7da6e01f93784389574da880 (patch)
treecbc7e8c7555fa0cc54503a5c68fe7755f2251785 /po/ja/preparing.po
parent2d0b6555a866f28942ca1c26ed9785199db6e8fb (diff)
downloadinstallation-guide-46262b381820ff3b7da6e01f93784389574da880.zip
[SILENT_COMMIT] Update of POT and PO files for the installation-guide
Diffstat (limited to 'po/ja/preparing.po')
-rw-r--r--po/ja/preparing.po208
1 files changed, 125 insertions, 83 deletions
diff --git a/po/ja/preparing.po b/po/ja/preparing.po
index c7eab0eea..bdf33b4f3 100644
--- a/po/ja/preparing.po
+++ b/po/ja/preparing.po
@@ -237,9 +237,10 @@ msgid ""
"system. For more information about this graphical installer, see <xref "
"linkend=\"graphical\"/>."
msgstr ""
-"&arch-title; では、<phrase arch=\"arm64\">実験的な</phrase><phrase arch=\"powerpc\""
-">実験的な</phrase>グラフィカル版インストールシステムを使用するという選択肢があります。グラフィカルインストーラについては、<xref "
-"linkend=\"graphical\"/> をご覧ください。"
+"&arch-title; では、<phrase arch=\"arm64\">実験的な</phrase><phrase arch="
+"\"powerpc\">実験的な</phrase>グラフィカル版インストールシステムを使用するとい"
+"う選択肢があります。グラフィカルインストーラについては、<xref linkend="
+"\"graphical\"/> をご覧ください。"
#. Tag: para
#: preparing.xml:160
@@ -556,9 +557,11 @@ msgid ""
"combinations. Usually upon starting the computer there will be a message "
"stating which key to press to enter the setup screen."
msgstr ""
-"コンピュータの BIOS/UEFI 設定画面。この画面を表示させるには、コンピュータの起動時に何らかのキーの組合せを押します。この組合せについてはマニュア"
-"ルを見てください。<keycap>Delete</keycap> キーや <keycap>F2</keycap> "
-"キーの場合が多いようですが、いくつかのメーカーは、別のキーを使用することもあります。大抵、コンピュータの起動時に、設定画面に入るキーを表示します。"
+"コンピュータの BIOS/UEFI 設定画面。この画面を表示させるには、コンピュータの起"
+"動時に何らかのキーの組合せを押します。この組合せについてはマニュアルを見てく"
+"ださい。<keycap>Delete</keycap> キーや <keycap>F2</keycap> キーの場合が多いよ"
+"うですが、いくつかのメーカーは、別のキーを使用することもあります。大抵、コン"
+"ピュータの起動時に、設定画面に入るキーを表示します。"
#. Tag: para
#: preparing.xml:402
@@ -813,9 +816,11 @@ msgid ""
"usually given in the form of two hexadecimal numbers, separated by a colon, "
"such as <quote>1d6b:0001</quote>."
msgstr ""
-"Linux システムでは、この ID は USB デバイスでは <command>lsusb</command> コマンド、PCI/"
-"PCI-Express/ExpressCard デバイスでは <command>lspci -nn</command> コマンドで読み取ることができます。"
-"ベンダーおよび製品 ID は通常 <quote>1d6b:0001</quote> のように二つの 16 進数をコロンで区切った形式になっています。"
+"Linux システムでは、この ID は USB デバイスでは <command>lsusb</command> コマ"
+"ンド、PCI/PCI-Express/ExpressCard デバイスでは <command>lspci -nn</command> "
+"コマンドで読み取ることができます。ベンダーおよび製品 ID は通常 "
+"<quote>1d6b:0001</quote> のように二つの 16 進数をコロンで区切った形式になって"
+"います。"
#. Tag: para
#: preparing.xml:562
@@ -1208,8 +1213,9 @@ msgid ""
"is used. The <quote>No desktop</quote> value assumes that the non-graphical "
"installer is used."
msgstr ""
-"この最小値はスワップを有効にしてライブ CD でないイメージを使うことを前提としています。<quote>デスクトップなし</quote>の値はグラフィカル"
-"でないインストーラを使うことを前提としています。"
+"この最小値はスワップを有効にしてライブ CD でないイメージを使うことを前提とし"
+"ています。<quote>デスクトップなし</quote>の値はグラフィカルでないインストーラ"
+"を使うことを前提としています。"
#. Tag: para
#: preparing.xml:796
@@ -1222,9 +1228,11 @@ msgid ""
"install; see <xref linkend=\"tasksel-size-list\"/> for additional "
"information on disk space requirements."
msgstr ""
-"実際に必要な最小メモリはこの表に挙げたものよりも少なくなります。スワップを有効にすれば、最小 &minimum-memory-strict; で "
-"&debian; をインストールできます。必要なディスクスペースにも同じことが言え、特にインストールするアプリケーションを選択する場合に必要なディスクスペ"
-"ースについての追加情報は、<xref linkend=\"tasksel-size-list\"/> をご覧ください。"
+"実際に必要な最小メモリはこの表に挙げたものよりも少なくなります。スワップを有"
+"効にすれば、最小 &minimum-memory-strict; で &debian; をインストールできます。"
+"必要なディスクスペースにも同じことが言え、特にインストールするアプリケーショ"
+"ンを選択する場合に必要なディスクスペースについての追加情報は、<xref linkend="
+"\"tasksel-size-list\"/> をご覧ください。"
#. Tag: para
#: preparing.xml:806
@@ -1649,10 +1657,12 @@ msgid ""
"quote> is the core software used by the hardware; it is most critically "
"invoked during the bootstrap process (after power-up)."
msgstr ""
-"この節では、&debian; のインストールに先立って必要となるハードウェアの設定について見ていきます。通常この作業では、システムの BIOS/UEFI/"
-"システム用ファームウェアの設定をチェックし、場合によってはその設定を変更することになります。<quote>BIOS/UEFI</quote> や<quot"
-"e>システムファームウェア</quote>は、ハードウェアが利用する中核的なソフトウェアで、電源投入後のブートプロセスの間に起動される、最も重要なものです"
-"。"
+"この節では、&debian; のインストールに先立って必要となるハードウェアの設定につ"
+"いて見ていきます。通常この作業では、システムの BIOS/UEFI/システム用ファーム"
+"ウェアの設定をチェックし、場合によってはその設定を変更することになります。"
+"<quote>BIOS/UEFI</quote> や<quote>システムファームウェア</quote>は、ハード"
+"ウェアが利用する中核的なソフトウェアで、電源投入後のブートプロセスの間に起動"
+"される、最も重要なものです。"
#. Tag: title
#: preparing.xml:1133
@@ -1673,12 +1683,14 @@ msgid ""
"starting the computer there will be a message stating which key to press to "
"enter the setup screen."
msgstr ""
-"BIOS/UEFI はマシンのブートに必要となる基本的機能を提供し、OS "
-"がハードウェアにアクセスできるようにするものです。これからインストールしようとしているマシンでも、BIOS/UEFI "
-"を設定できるようなメニューがついていると思います。BIOS/UEFI 設定メニューに入るには、コンピュータの電源を入れてからキーを "
-"(一つまたは組み合わせて) 押しておく必要があります。多いのは <keycap>Delete</keycap> や <keycap>F2</"
-"keycap> キーですが、製造者によっては別のキーを使うこともあります。通常はコンピュータの起動時にどのキーを押して設定画面に入るのか指示するメッセージ"
-"が表示されるでしょう。"
+"BIOS/UEFI はマシンのブートに必要となる基本的機能を提供し、OS がハードウェアに"
+"アクセスできるようにするものです。これからインストールしようとしているマシン"
+"でも、BIOS/UEFI を設定できるようなメニューがついていると思います。BIOS/UEFI "
+"設定メニューに入るには、コンピュータの電源を入れてからキーを (一つまたは組み"
+"合わせて) 押しておく必要があります。多いのは <keycap>Delete</keycap> や "
+"<keycap>F2</keycap> キーですが、製造者によっては別のキーを使うこともありま"
+"す。通常はコンピュータの起動時にどのキーを押して設定画面に入るのか指示する"
+"メッセージが表示されるでしょう。"
#. Tag: title
#: preparing.xml:1149 preparing.xml:1493 preparing.xml:1671
@@ -1696,9 +1708,11 @@ msgid ""
"storage devices such as USB sticks or external USB harddisks. On modern "
"systems there is also often a possibility to enable network booting via PXE."
msgstr ""
-"BIOS/UEFI 設定メニューで起動可能な OS をどのデバイスから順に探すのか選択できるようになっています。通常、内蔵ハードドライブや CD/DVD-"
-"ROM ドライブ、USB メモリや外付け USB ハードディスクのような USB 大容量デバイスが選択できるでしょう。いまのシステムでは PXE "
-"経由でネットワークからの起動ができるようになっているものもよくあります。"
+"BIOS/UEFI 設定メニューで起動可能な OS をどのデバイスから順に探すのか選択でき"
+"るようになっています。通常、内蔵ハードドライブや CD/DVD-ROM ドライブ、USB メ"
+"モリや外付け USB ハードディスクのような USB 大容量デバイスが選択できるでしょ"
+"う。いまのシステムでは PXE 経由でネットワークからの起動ができるようになってい"
+"るものもよくあります。"
#. Tag: para
#: preparing.xml:1159
@@ -1727,13 +1741,15 @@ msgid ""
"a USB stick while having configured the internal harddisk as the normal "
"primary boot device."
msgstr ""
-"ほとんどの BIOS/UEFI "
-"で、システム起動時に起動メニューを呼び出してコンピュータがそのセッションでどのデバイスから起動するか選べるようになっています。これが可能な場合は、"
-"通常システム起動時に <quote>press <keycap>F12</keycap> for boot menu</quote> "
-"のような短いメッセージを BIOS/UEFI が表示します。実際にこのメニューに入るために使うキーはシステムにより様々ですが、よく使われるキーは "
-"<keycap>F12</keycap> や <keycap>F11</keycap>、<keycap>F8</keycap> があります。"
-"このメニューからデバイスを選択した場合は BIOS/UEFI のデフォルトの順は変更されません。つまり、"
-"内蔵ハードディスクを通常第一の起動デバイスに設定している状態で USB メモリから一度だけ起動することができます。"
+"ほとんどの BIOS/UEFI で、システム起動時に起動メニューを呼び出してコンピュータ"
+"がそのセッションでどのデバイスから起動するか選べるようになっています。これが"
+"可能な場合は、通常システム起動時に <quote>press <keycap>F12</keycap> for "
+"boot menu</quote> のような短いメッセージを BIOS/UEFI が表示します。実際にこの"
+"メニューに入るために使うキーはシステムにより様々ですが、よく使われるキーは "
+"<keycap>F12</keycap> や <keycap>F11</keycap>、<keycap>F8</keycap> がありま"
+"す。このメニューからデバイスを選択した場合は BIOS/UEFI のデフォルトの順は変更"
+"されません。つまり、内蔵ハードディスクを通常第一の起動デバイスに設定している"
+"状態で USB メモリから一度だけ起動することができます。"
#. Tag: para
#: preparing.xml:1179
@@ -1743,8 +1759,9 @@ msgid ""
"of the current boot device, you will have to change your BIOS/UEFI setup to "
"make the device from which the &d-i; shall be booted the primary boot device."
msgstr ""
-"BIOS/UEFI がその時限りの起動デバイス選択メニューを提供していない場合は、BIOS/UEFI の設定を変更して &d-i; "
-"を起動するデバイスを第一の起動デバイスにする必要があります。"
+"BIOS/UEFI がその時限りの起動デバイス選択メニューを提供していない場合は、BIOS/"
+"UEFI の設定を変更して &d-i; を起動するデバイスを第一の起動デバイスにする必要"
+"があります。"
#. Tag: para
#: preparing.xml:1185
@@ -1764,16 +1781,19 @@ msgid ""
"harddisk mode.</phrase> You may need to configure your BIOS/UEFI to enable "
"<quote>USB legacy support</quote>."
msgstr ""
-"残念ながら一部のコンピュータには BIOS/UEFI の動作がおかしいものがあるかもしれません。BIOS/UEFI "
-"設定メニューにしかるべきオプションがあって USB メモリが第一の起動デバイスに選択されていても USB メモリからの &d-i; "
-"の起動ができないかもしれません。こういったシステムの一部では USB メモリを起動メディアとして使うことができません。BIOS/UEFI "
-"設定のデバイスタイプをデフォルトの <quote>USB ハードディスク</quote>や <quote>USB メモリ</quote> から "
-"<quote>USB ZIP</quote> や <quote>USB CDROM</quote> に変更することにより BIOS を騙して USB "
-"メモリから起動することができるものもあります。<phrase condition=\"isohybrid-supported\">特に "
-"isohybrid インストールイメージを USB メモリで使う場合 (<xref linkend=\"usb-copy-isohybrid\"/> "
-"参照)、USB ハードディスクモードで USB メモリから起動しない BIOS では、デバイスタイプを <quote>USB CDROM</quote> "
-"に変更すると起動できることがあります。</phrase>BIOS/UEFI で <quote>USB legacy support</quote> "
-"を有効にする必要があるかもしれません。"
+"残念ながら一部のコンピュータには BIOS/UEFI の動作がおかしいものがあるかもしれ"
+"ません。BIOS/UEFI 設定メニューにしかるべきオプションがあって USB メモリが第一"
+"の起動デバイスに選択されていても USB メモリからの &d-i; の起動ができないかも"
+"しれません。こういったシステムの一部では USB メモリを起動メディアとして使うこ"
+"とができません。BIOS/UEFI 設定のデバイスタイプをデフォルトの <quote>USB ハー"
+"ドディスク</quote>や <quote>USB メモリ</quote> から <quote>USB ZIP</quote> "
+"や <quote>USB CDROM</quote> に変更することにより BIOS を騙して USB メモリから"
+"起動することができるものもあります。<phrase condition=\"isohybrid-supported"
+"\">特に isohybrid インストールイメージを USB メモリで使う場合 (<xref linkend="
+"\"usb-copy-isohybrid\"/> 参照)、USB ハードディスクモードで USB メモリから起動"
+"しない BIOS では、デバイスタイプを <quote>USB CDROM</quote> に変更すると起動"
+"できることがあります。</phrase>BIOS/UEFI で <quote>USB legacy support</"
+"quote> を有効にする必要があるかもしれません。"
#. Tag: para
#: preparing.xml:1201
@@ -1785,9 +1805,11 @@ msgid ""
"an installer ISO image, select the USB device and choose an installation "
"image."
msgstr ""
-"BIOS/UEFI を操作して USB メモリから直接起動することができない場合でも、まだ USB メモリにコピーした ISO "
-"を使うという選択があります。<xref linkend=\"boot-drive-files\"/> を使って &d-i; を起動し、インストーラの "
-"ISO イメージを探してハードドライブを走査した後で USB デバイスを選択し、インストール用イメージを選びます。"
+"BIOS/UEFI を操作して USB メモリから直接起動することができない場合でも、まだ "
+"USB メモリにコピーした ISO を使うという選択があります。<xref linkend=\"boot-"
+"drive-files\"/> を使って &d-i; を起動し、インストーラの ISO イメージを探して"
+"ハードドライブを走査した後で USB デバイスを選択し、インストール用イメージを選"
+"びます。"
#. Tag: title
#: preparing.xml:1219
@@ -2388,12 +2410,14 @@ msgid ""
"that special system architecture where the 3215/3270 console is line-based "
"instead of character-based."
msgstr ""
-"&debian-gnu; を &arch-title; や zSeries "
-"マシンにインストールするには、まずカーネルをこれらのシステムで起動しなければなりません。これらのプラットフォームにおける起動メカニズムは、"
-"そもそもの成り立ちから他のプラットフォーム (特に PC 系のシステム) "
-"とは異なっており、このプラットフォームで作業をしている間には、大きな違いに気付くことになります。(すべてではないにせよ) ほとんどの作業を、telnet "
-"やブラウザのようなクライアントセッションソフトウェアを用いて、リモートで行うことになるのです。これは 3215/3270 "
-"コンソールがキャラクタベースではなくラインベースであるという、特殊なシステムアーキテクチャだからです。"
+"&debian-gnu; を &arch-title; や zSeries マシンにインストールするには、まず"
+"カーネルをこれらのシステムで起動しなければなりません。これらのプラットフォー"
+"ムにおける起動メカニズムは、そもそもの成り立ちから他のプラットフォーム (特に "
+"PC 系のシステム) とは異なっており、このプラットフォームで作業をしている間に"
+"は、大きな違いに気付くことになります。(すべてではないにせよ) ほとんどの作業"
+"を、telnet やブラウザのようなクライアントセッションソフトウェアを用いて、リ"
+"モートで行うことになるのです。これは 3215/3270 コンソールがキャラクタベースで"
+"はなくラインベースであるという、特殊なシステムアーキテクチャだからです。"
#. Tag: para
#: preparing.xml:1572
@@ -2531,8 +2555,10 @@ msgid ""
"are required. You can also copy the contents of all installation images into "
"such a directory tree."
msgstr ""
-"インストールサーバには、&debian-gnu; ミラーのいずれかから、ディレクトリ構造をそのままコピーしてこなければなりません。ただし必要なのは S/"
-"390 とアーキテクチャに依存しないファイルだけです。あるいは、インストールイメージの内容をこのディレクトリツリーにコピーしたのでも構いません。"
+"インストールサーバには、&debian-gnu; ミラーのいずれかから、ディレクトリ構造を"
+"そのままコピーしてこなければなりません。ただし必要なのは S/390 とアーキテク"
+"チャに依存しないファイルだけです。あるいは、インストールイメージの内容をこの"
+"ディレクトリツリーにコピーしたのでも構いません。"
#. Tag: emphasis
#: preparing.xml:1661
@@ -2874,14 +2900,19 @@ msgid ""
"the user can select whether booting shall happen in CSM or in native UEFI "
"mode."
msgstr ""
-"UEFI システムの CSM で &d-i; をブートする場合には後者が重要になります。これは &d-i; が BIOS から起動されたのかネイティブ "
-"UEFI システムから起動されたのか確認して対応するブートローダをインストールするためです。通常これは単純にうまく機能しますが、マルチブート環境では問題が"
-"起きる可能性があります。一部の UEFI システムで CSM "
-"を利用した場合、脱着可能機器のデフォルトのブートモードが、ハードディスクからブートしたときに実際に利用されるものとは異なる可能性があるためです。そのため、"
-"別のインストール済みオペレーティングシステムをハードディスクからブートする際に利用するモードとは異なるモードでインストーラを USB メモリからブートした"
-"場合、適切でないブートローダがインストールされ、インストール完了後にシステムがブート不可能になるかもしれません。システムによってはブートデバイスをファーム"
-"ウェアのブートメニューから選択する際に各デバイスについて別個の選択を提示し、CSM からブートするのかネイティブ UEFI "
-"モードからブートするのかユーザが選択できるようにしています。"
+"UEFI システムの CSM で &d-i; をブートする場合には後者が重要になります。これ"
+"は &d-i; が BIOS から起動されたのかネイティブ UEFI システムから起動されたのか"
+"確認して対応するブートローダをインストールするためです。通常これは単純にうま"
+"く機能しますが、マルチブート環境では問題が起きる可能性があります。一部の "
+"UEFI システムで CSM を利用した場合、脱着可能機器のデフォルトのブートモード"
+"が、ハードディスクからブートしたときに実際に利用されるものとは異なる可能性が"
+"あるためです。そのため、別のインストール済みオペレーティングシステムをハード"
+"ディスクからブートする際に利用するモードとは異なるモードでインストーラを USB "
+"メモリからブートした場合、適切でないブートローダがインストールされ、インス"
+"トール完了後にシステムがブート不可能になるかもしれません。システムによっては"
+"ブートデバイスをファームウェアのブートメニューから選択する際に各デバイスにつ"
+"いて別個の選択を提示し、CSM からブートするのかネイティブ UEFI モードからブー"
+"トするのかユーザが選択できるようにしています。"
#. Tag: title
#: preparing.xml:1857
@@ -2903,12 +2934,15 @@ msgid ""
"<quote>shim</quote> bootloader signed by Microsoft, so should work correctly "
"on systems with secure boot enabled."
msgstr ""
-"UEFI に関連する他の話題としてはいわゆる <quote>セキュアブート</quote>機構があります。セキュアブートというのは UEFI "
-"実装の機能で、暗号的に特定の鍵により署名済みのコードの読み込み、実行だけをファームウェアに許可します。結果として (潜在的に悪意のある) "
-"署名されていないあるいは未知の鍵により署名されたブートコードを全て阻止します。現実的にはセキュアブートを採用しているほとんどの UEFI "
-"システムでデフォルトで受け付ける鍵は Windows ブートローダの署名に利用されている Microsoft の鍵だけです。Debian は "
-"<quote>shim</quote> という Microsoft "
-"により署名されたブートローダを同梱しているので、セキュアブートが有効化されているシステムでも正しく動作するはずです。"
+"UEFI に関連する他の話題としてはいわゆる <quote>セキュアブート</quote>機構があ"
+"ります。セキュアブートというのは UEFI 実装の機能で、暗号的に特定の鍵により署"
+"名済みのコードの読み込み、実行だけをファームウェアに許可します。結果として "
+"(潜在的に悪意のある) 署名されていないあるいは未知の鍵により署名されたブート"
+"コードを全て阻止します。現実的にはセキュアブートを採用しているほとんどの "
+"UEFI システムでデフォルトで受け付ける鍵は Windows ブートローダの署名に利用さ"
+"れている Microsoft の鍵だけです。Debian は <quote>shim</quote> という "
+"Microsoft により署名されたブートローダを同梱しているので、セキュアブートが有"
+"効化されているシステムでも正しく動作するはずです。"
#. Tag: title
#: preparing.xml:1873
@@ -2916,7 +2950,9 @@ msgstr ""
msgid ""
"Disabling the Windows <quote>fast boot</quote>/<quote>fast startup</quote> "
"feature"
-msgstr "Windows の<quote>高速起動</quote>/<quote>高速スタートアップ</quote>機能の無効化"
+msgstr ""
+"Windows の<quote>高速起動</quote>/<quote>高速スタートアップ</quote>機能の無効"
+"化"
#. Tag: para
#: preparing.xml:1874
@@ -2937,15 +2973,20 @@ msgid ""
"avoid filesystem corruption the <quote>fast boot</quote>/<quote>fast "
"startup</quote> feature has to be disabled within Windows."
msgstr ""
-"Windows は (Windows 8 では <quote>高速起動</quote>、Windows 10 "
-"では<quote>高速スタートアップ</quote>と呼ばれる) システム起動にかかる時間を短縮する機能を提供しています。技術的には、"
-"この機能を有効化すると Windows はシャットダウンを指示したときに実際のシャットダウンやその後の実際のコールドブートを行わず、代わりにディスクへの部"
-"分サスペンドのようなことを行い<quote>ブート</quote>時間を短縮します。Windows "
-"がそのマシンの唯一のオペレーティングシステムである限りこれは問題にはなりませんが、Windows と同一のファイルシステムに別のオペレーティングシステムが"
-"アクセスするデュアルブート環境では問題となりデータ消失の可能性があります。その場合、<quote>ブート</"
-"quote>後にはファイルシステムの実際の状態が Windows がそうであると信じている状態とは異なる可能性があり、そのファイルシステムへの書き込みアク"
-"セスがさらに起きるとファイルシステムの破損を引き起こす可能性があります。したがって、デュアルブート環境でファイルシステムの破損を避けるためには<quote"
-">高速起動</quote>/<quote>高速スタートアップ</quote>機能を Windows 内で無効化する必要があります。"
+"Windows は (Windows 8 では <quote>高速起動</quote>、Windows 10 では<quote>高"
+"速スタートアップ</quote>と呼ばれる) システム起動にかかる時間を短縮する機能を"
+"提供しています。技術的には、この機能を有効化すると Windows はシャットダウンを"
+"指示したときに実際のシャットダウンやその後の実際のコールドブートを行わず、代"
+"わりにディスクへの部分サスペンドのようなことを行い<quote>ブート</quote>時間を"
+"短縮します。Windows がそのマシンの唯一のオペレーティングシステムである限りこ"
+"れは問題にはなりませんが、Windows と同一のファイルシステムに別のオペレーティ"
+"ングシステムがアクセスするデュアルブート環境では問題となりデータ消失の可能性"
+"があります。その場合、<quote>ブート</quote>後にはファイルシステムの実際の状態"
+"が Windows がそうであると信じている状態とは異なる可能性があり、そのファイルシ"
+"ステムへの書き込みアクセスがさらに起きるとファイルシステムの破損を引き起こす"
+"可能性があります。したがって、デュアルブート環境でファイルシステムの破損を避"
+"けるためには<quote>高速起動</quote>/<quote>高速スタートアップ</quote>機能を "
+"Windows 内で無効化する必要があります。"
#. Tag: para
#: preparing.xml:1891
@@ -2955,8 +2996,9 @@ msgid ""
"automatically re-enable this feature, after it has been previously disabled "
"by the user. It is suggested to re-check this setting periodically."
msgstr ""
-"さらに、ユーザが以前無効にしていても、その後 Windows Update 機構が (時々) "
-"自動でこの機能を再度有効化することが知られています。この設定を定期的に再チェックすることをお勧めします。"
+"さらに、ユーザが以前無効にしていても、その後 Windows Update 機構が (時々) 自"
+"動でこの機能を再度有効化することが知られています。この設定を定期的に再チェッ"
+"クすることをお勧めします。"
#. Tag: para
#: preparing.xml:1896