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author | Nozomu KURASAWA <nabetaro@caldron.jp> | 2008-05-01 14:49:43 +0000 |
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committer | Nozomu KURASAWA <nabetaro@caldron.jp> | 2008-05-01 14:49:43 +0000 |
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-rw-r--r-- | po/ja/partitioning.po | 270 |
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diff --git a/po/ja/partitioning.po b/po/ja/partitioning.po index 23bc0aa01..e979e22ff 100644 --- a/po/ja/partitioning.po +++ b/po/ja/partitioning.po @@ -32,15 +32,15 @@ msgid "" "Linux can make much more efficient use of it. It is possible to force Linux " "to use a regular file as swap, but it is not recommended." msgstr "" -"必要最小限の構成でも、GNU/Linux は自身のために 少なくとも 1 つのパーティショ" -"ンを必要とします。 オペレーティングシステム全体、アプリケーション、 個人ファ" -"イルは 1 つのパーティションに収めることが可能です。 多くの人はこれと別にス" -"ワップパーティションも必要だと思っているようですが、 これは厳密には正しくあり" -"ません。 <quote>スワップ</quote>とはオペレーティングシステムが用いる メモリの" -"一時退避用空間で、これを用いると システムはディスク装置を<quote>仮想メモリ</" -"quote>として使えるようになります。 スワップを独立したパーティションに割り当て" -"ると、 Linux からの利用がずっと効率的になります。 Linux は普通のファイルを無" -"理やりスワップとして 利用することもできますが、これはお勧めできません。" +"必要最小限の構成でも、GNU/Linux は自身のために少なくとも 1 つのパーティション" +"を必要とします。オペレーティングシステム全体、アプリケーション、個人ファイル" +"は 1 つのパーティションに収めることが可能です。多くの人はこれと別にスワップ" +"パーティションも必要だと思っているようですが、これは厳密には正しくありませ" +"ん。<quote>スワップ</quote>とはオペレーティングシステムが用いるメモリの一時退" +"避用空間で、これを用いるとシステムはディスク装置を<quote>仮想メモリ</quote>と" +"して使えるようになります。スワップを独立したパーティションに割り当てると、" +"Linux からの利用がずっと効率的になります。Linux は普通のファイルを無理やりス" +"ワップとして利用することもできますが、これはお勧めできません。" #. Tag: para #: partitioning.xml:26 @@ -59,15 +59,15 @@ msgid "" "scratch." msgstr "" "とはいえ大抵の人は、この最低限必要な数よりは多くのパーティションを GNU/Linux " -"に割り当てます。 ファイルシステムをいくつかのより小さなパーティションに 分割" -"する理由は 2 つあります。 1 つめは安全性です。もし偶然に何かがファイルシステ" -"ムを破壊したとしても、 一般的にその影響を被るのは 1 つのパーティションだけで" -"す。 そのため、システムの一部を (注意深く保持しておいたバックアップと) 置き換" -"えるだけですみます。少なくとも、 いわゆる<quote>ルートパーティション</quote>" -"は別にすることを考慮しましょう。 ここにはシステムの最も基本的な構成部分が収め" -"られており、 もし他のパーティションに破損が生じたとしても、 Linux を起動して" -"システムを補修できます。 システムをゼロから再インストールしなければ ならない" -"ようなトラブルが防げるのです。" +"に割り当てます。ファイルシステムをいくつかのより小さなパーティションに分割す" +"る理由は 2 つあります。1 つめは安全性です。もし偶然に何かがファイルシステムを" +"破壊したとしても、一般的にその影響を被るのは 1 つのパーティションだけです。そ" +"のため、システムの一部を (注意深く保持しておいたバックアップと) 置き換えるだ" +"けですみます。少なくとも、いわゆる<quote>ルートパーティション</quote>は別にす" +"ることを考慮しましょう。ここにはシステムの最も基本的な構成部分が収められてお" +"り、もし他のパーティションに破損が生じたとしても、Linux を起動してシステムを" +"補修できます。システムをゼロから再インストールしなければならないようなトラブ" +"ルが防げるのです。" #. Tag: para #: partitioning.xml:40 @@ -79,12 +79,12 @@ msgid "" "<filename>/var/mail</filename> a separate partition on the mail server, most " "of the system will remain working even if you get spammed." msgstr "" -"2 つめの理由は、一般的にビジネスで使う際により重要になってくるものですが、 こ" -"れはコンピュータの利用方法にかなり依存します。例えばスパムメールを たくさん受" -"け取ったメールサーバは、パーティションを簡単に溢れさせてしまう かもしれませ" +"2 つめの理由は、一般的にビジネスで使う際により重要になってくるものですが、こ" +"れはコンピュータの利用方法にかなり依存します。例えばスパムメールをたくさん受" +"け取ったメールサーバは、パーティションを簡単に溢れさせてしまうかもしれませ" "ん。もしメールサーバ上の独立したパーティションを <filename>/var/mail</" -"filename>に割り当てれば、スパムメールを取り込んでも システムの大半は問題なく" -"動作するでしょう。" +"filename>に割り当てれば、スパムメールを取り込んでもシステムの大半は問題なく動" +"作するでしょう。" #. Tag: para #: partitioning.xml:48 @@ -98,13 +98,13 @@ msgid "" "wasting space that could be used elsewhere. Disk space is cheap nowadays, " "but why throw your money away?" msgstr "" -"たくさんのパーティションを利用する際に唯一の不利になる点は、 どのようなパー" -"ティションが必要となるかをあらかじめ予測するのが、 ほとんどの場合は難しいとい" -"うことです。 用意したパーティションが小さすぎると、 システムを再インストール" -"したり、 容量の足りないパーティションからしょっちゅうファイルを移動して、 ス" -"ペースを空けたりしなければならないでしょう。 一方、あまりに大きなパーティショ" -"ンを用意すれば、 他で利用できるスペースを浪費しかねません。 近頃はディスクも" -"安価になったとはいえ、お金を無駄に使う必要はないでしょう?" +"たくさんのパーティションを利用する際に唯一の不利になる点は、どのようなパー" +"ティションが必要となるかをあらかじめ予測するのが、ほとんどの場合は難しいとい" +"うことです。用意したパーティションが小さすぎると、システムを再インストールし" +"たり、容量の足りないパーティションからしょっちゅうファイルを移動して、スペー" +"スを空けたりしなければならないでしょう。一方、あまりに大きなパーティションを" +"用意すれば、他で利用できるスペースを浪費しかねません。近頃はディスクも安価に" +"なったとはいえ、お金を無駄に使う必要はないでしょう?" #. Tag: title #: partitioning.xml:67 @@ -124,10 +124,10 @@ msgid "" msgstr "" "ディレクトリとファイルの名前について、&debian; は <ulink url=\"&url-fhs-home;" "\">Filesystem Hierarchy Standard</ulink> に従っています。この規格を用いると、" -"ユーザやプログラムは、 ファイルやディレクトリの場所を予想しやすくなります。 " +"ユーザやプログラムは、ファイルやディレクトリの場所を予想しやすくなります。" "根っこ (ルート = root) にあるディレクトリは、単にスラッシュ <filename>/</" -"filename> で表されます。ルートのレベルには、 Debian システムでは必ず以下のよ" -"うなディレクトリが含まれます。" +"filename> で表されます。ルートのレベルには、Debian システムでは必ず以下のよう" +"なディレクトリが含まれます。" #. Tag: entry #: partitioning.xml:82 @@ -139,7 +139,7 @@ msgstr "ディレクトリ" #: partitioning.xml:82 #, no-c-format msgid "Content" -msgstr "<entry>内容</entry>" +msgstr "内容" #. Tag: filename #: partitioning.xml:88 @@ -163,7 +163,7 @@ msgstr "boot" #: partitioning.xml:92 #, no-c-format msgid "Static files of the boot loader" -msgstr "ブートローダのスタティックなファイル" +msgstr "ブートローダの静的ファイル" #. Tag: filename #: partitioning.xml:94 @@ -354,10 +354,10 @@ msgid "" "configuration and specific usage patterns. The recommendations here are " "general guidelines and provide a starting point for partitioning." msgstr "" -"以下の一覧は、ディレクトリやパーティションについて重要となる考え方を 説明した" -"ものです。与えられたシステム構成や特別な使用パターンによって、 ディスク使用状" -"況は大きく変化することに注意して下さい。ここで提案する のは一般的なガイドライ" -"ンであり、パーティション分割の第一歩を提供して います。" +"以下の一覧は、ディレクトリやパーティションについて重要となる考え方を説明した" +"ものです。与えられたシステム構成や特別な使用パターンによって、ディスク使用状" +"況は大きく変化することに注意して下さい。ここで提案するのは一般的なガイドライ" +"ンであり、パーティション分割の第一歩を提供しています。" #. Tag: para #: partitioning.xml:152 @@ -370,11 +370,11 @@ msgid "" "the root partition." msgstr "" "ルートパーティション <filename>/</filename> は、必ず <filename>/etc</" -"filename>、<filename>/bin</filename>、 <filename>/sbin</filename>、" -"<filename>/lib</filename>、 <filename>/dev</filename> を物理的に含んでいなけ" -"ればなりません (つまりこれらのディレクトリを別のパーティションにしてはいけま" -"せん)。 さもないと起動ができなくなります。 一般的にここは 150–250MB 程" -"度を必要とします。" +"filename>、<filename>/bin</filename>、<filename>/sbin</filename>、<filename>/" +"lib</filename>、<filename>/dev</filename> を物理的に含んでいなければなりませ" +"ん (つまりこれらのディレクトリを別のパーティションにしてはいけません)。さもな" +"いと起動ができなくなります。一般的にここは 150–250MB 程度を必要としま" +"す。" #. Tag: para #: partitioning.xml:161 @@ -390,12 +390,12 @@ msgid "" msgstr "" "<filename>/usr</filename>: すべてのユーザプログラムを含む (<filename>/usr/" "bin</filename>)、ライブラリ (<filename>/usr/lib</filename>)、文書 " -"(<filename>/usr/share/doc</filename>) など。 ここは一般に、ファイルシステムの" -"中でも最も容量を必要とするところです。 少なくとも 500MB のディスク容量を割り" -"当てるべきでしょう。インストール しようとするパッケージの数やタイプによって" -"は、もっと多くのディスク容量を 割り当てなければなりません。ディスク容量がたっ" -"ぷりあるワークステーション やサーバのインストールでは 4–6GB を割り当て" -"るべきです。" +"(<filename>/usr/share/doc</filename>) など。ここは一般に、ファイルシステムの" +"中でも最も容量を必要とするところです。少なくとも 500MB のディスク容量を割り当" +"てるべきでしょう。インストールしようとするパッケージの数やタイプによっては、" +"もっと多くのディスク容量を割り当てなければなりません。ディスク容量がたっぷり" +"あるワークステーションやサーバのインストールでは 4–6GB を割り当てるべき" +"です。" #. Tag: para #: partitioning.xml:174 @@ -413,17 +413,17 @@ msgid "" "MB. If hard drive space is at a premium and you don't plan on doing major " "system updates, you can get by with as little as 30 or 40 MB." msgstr "" -"<filename>/var</filename>: ニュース記事、電子メール、ウェブコンテンツ、 デー" -"タベース、パッケージングシステムのキャッシュなど、様々な 可変データがこのディ" -"レクトリに収められます。このディレクトリの容量は システムの利用方法に大きく左" -"右されますが、たいていの場合はパッケージ管理 ツールの使う分が最も大きな影響を" -"持つことになるでしょう。Debian が提供する ものすべてをいっぺんにフルインス" -"トールする場合でも、 <filename>/var</filename> には 2–3GB ほどの容量を" -"割り当てておけば足りる はずです。一度にすべてをインストールせず、部分部分を" -"徐々に (例えば、まず サービスやユーティリティを、次にコンソール用のもの、次" -"に X 用のもの…と いうように) インストールするなら、300–500MB の空き容量" -"があれば良いでしょう。 ハードディスクの空き容量が貴重で、メジャーアップデート" -"をする予定がないならば、 30–40MB ほどでもなんとかやっていけるでしょう。" +"<filename>/var</filename>: ニュース記事、電子メール、ウェブコンテンツ、データ" +"ベース、パッケージングシステムのキャッシュなど、様々な可変データがこのディレ" +"クトリに収められます。このディレクトリの容量はシステムの利用方法に大きく左右" +"されますが、たいていの場合はパッケージ管理ツールの使う分が最も大きな影響を持" +"つことになるでしょう。Debian が提供するものすべてをいっぺんにフルインストール" +"する場合でも、<filename>/var</filename> には 2–3GB ほどの容量を割り当て" +"ておけば足りるはずです。一度にすべてをインストールせず、部分部分を徐々に (例" +"えば、まずサービスやユーティリティを、次にコンソール用のもの、次に X 用のも" +"の…というように) インストールするなら、300–500MB の空き容量があれば良い" +"でしょう。ハードディスクの空き容量が貴重で、メジャーアップデートをする予定が" +"ないならば、30–40MB ほどでもなんとかやっていけるでしょう。" #. Tag: para #: partitioning.xml:190 @@ -436,13 +436,13 @@ msgid "" "temporarily store image files. If you plan to use such applications, you " "should adjust the space available in <filename>/tmp</filename> accordingly." msgstr "" -"<filename>/tmp</filename>: プログラムが作成する一時データは、普通この ディレ" -"クトリを利用します。通常は 40–100MB あれば充分です。いくつかの アプリ" -"ケーション (アーカイブマニピュレータ、CD/DVD オーサリングツール、 およびマル" -"チメディアソフトウェアを含む) が、一時イメージファイルを 保存するのに " -"<filename>/tmp</filename> を使用するかもしれません。 そのようなアプリケーショ" -"ンを使用する計画があるのなら、それ相応 に <filename>/tmp</filename> で利用で" -"きる容量を調整すべきです。" +"<filename>/tmp</filename>: プログラムが作成する一時データは、普通このディレク" +"トリを利用します。通常は 40–100MB あれば充分です。いくつかのアプリケー" +"ション (アーカイブマニピュレータ、CD/DVD オーサリングツール、およびマルチメ" +"ディアソフトウェアを含む) が、一時イメージファイルを保存するのに <filename>/" +"tmp</filename> を使用するかもしれません。そのようなアプリケーションを使用する" +"計画があるのなら、それ相応に <filename>/tmp</filename> で利用できる容量を調整" +"すべきです。" #. Tag: para #: partitioning.xml:201 @@ -456,13 +456,13 @@ msgid "" "plan to save a lot of multimedia files (pictures, MP3, movies) in your home " "directory." msgstr "" -"<filename>/home</filename>: 各ユーザは、個人的なデータをこのディレクトリの サ" -"ブディレクトリに収めます。その容量は、このシステムを利用するユーザの数や、 " -"ユーザディレクトリにどのようなファイルが収められるかによって異なってきます。 " -"システムの使い方にもよりますが、ユーザごとに約 100MB ほどが必要でしょう。 し" -"かしこの値は必要に応じて調整しなければなりません。 もし、たくさんのマルチメ" -"ディアファイル (写真、MP3、動画) をホームディレクトリに 保存するつもりなら、" -"もっと多くの容量を確保しておいてください。" +"<filename>/home</filename>: 各ユーザは、個人的なデータをこのディレクトリのサ" +"ブディレクトリに収めます。その容量は、このシステムを利用するユーザの数や、" +"ユーザディレクトリにどのようなファイルが収められるかによって異なってきます。" +"システムの使い方にもよりますが、ユーザごとに約 100MB ほどが必要でしょう。しか" +"しこの値は必要に応じて調整しなければなりません。もし、たくさんのマルチメディ" +"アファイル (写真、MP3、動画) をホームディレクトリに保存するつもりなら、もっと" +"多くの容量を確保しておいてください。" #. Tag: title #: partitioning.xml:222 @@ -481,13 +481,13 @@ msgid "" "periodic file system integrity checking, and this can cause delays during " "booting when the partition is large." msgstr "" -"新規ユーザや Debian マシンを個人で使う人、家庭で使うシステム、 その他ユーザ " -"1 人で使うようなマシンには、 <filename>/</filename> パーティション 1 つ (とス" -"ワップ) で済ますのが、 恐らくもっとも簡単で素直なやり方でしょう。しかし、パー" -"ティションが およそ 6GB より大きいサイズなら、パーティションタイプに ext3 を" -"選んでください。 ext2 パーティションは定期的にファイルシステムの整合性の" -"チェックを必要とします。 そして、このことはパーティションが大きいときに起動遅" -"延の原因となります。" +"新規ユーザや Debian マシンを個人で使う人、家庭で使うシステム、その他ユーザ 1 " +"人で使うようなマシンには、<filename>/</filename> パーティション 1 つ (とス" +"ワップ) で済ますのが、恐らくもっとも簡単で素直なやり方でしょう。しかし、パー" +"ティションがおよそ 6GB より大きいサイズなら、パーティションタイプに ext3 を選" +"んでください。ext2 パーティションは定期的にファイルシステムの整合性のチェック" +"を必要とします。そして、このことはパーティションが大きいときに起動遅延の原因" +"となります。" #. Tag: para #: partitioning.xml:232 @@ -498,10 +498,10 @@ msgid "" "filename>, and <filename>/home</filename> each on their own partitions " "separate from the <filename>/</filename> partition." msgstr "" -"マルチユーザシステムやたくさんのディスク容量があるシステムでは、 <filename>/" -"usr</filename>、<filename>/var</filename>、 <filename>/tmp</filename>、" +"マルチユーザシステムやたくさんのディスク容量があるシステムでは、<filename>/" +"usr</filename>、<filename>/var</filename>、<filename>/tmp</filename>、" "<filename>/home</filename> をそれぞれ <filename>/</filename> パーティションと" -"は別の独立したパーティションに するのが良いでしょう。" +"は別の独立したパーティションにするのが良いでしょう。" #. Tag: para #: partitioning.xml:240 @@ -517,15 +517,15 @@ msgid "" "general, the partitioning situation varies from computer to computer " "depending on its uses." msgstr "" -"Debian のディストリビューションには含まれていないプログラムを たくさんインス" -"トールするつもりなら、 <filename>/usr/local</filename> パーティションが必要と" -"なるかもしれません。 またメールサーバとして利用するなら、 <filename>/var/" -"mail</filename> を別のパーティションにする 必要があるかもしれません。 " -"<filename>/tmp</filename> に 独自のパーティション (例えば 20–50MB くら" -"い) を割り当てるのも、 多くの場合は良い考えです。 たくさんのユーザアカウント" -"を抱えるサーバを設置するなら、 独立した大きな <filename>/home</filename> パー" -"ティションを用意することも大抵は良い考えです。 このように、利用方法に応じ" -"て、 パーティションの配置状態はコンピュータによって様々です。" +"Debian のディストリビューションには含まれていないプログラムをたくさんインス" +"トールするつもりなら、<filename>/usr/local</filename> パーティションが必要と" +"なるかもしれません。またメールサーバとして利用するなら、<filename>/var/mail</" +"filename> を別のパーティションにする必要があるかもしれません。<filename>/" +"tmp</filename> に独自のパーティション (例えば 20–50MB くらい) を割り当" +"てるのも、多くの場合は良い考えです。たくさんのユーザアカウントを抱えるサーバ" +"を設置するなら、独立した大きな <filename>/home</filename> パーティションを用" +"意することも大抵は良い考えです。このように、利用方法に応じて、パーティション" +"の配置状態はコンピュータによって様々です。" #. Tag: para #: partitioning.xml:252 @@ -536,8 +536,8 @@ msgid "" "mostly of interest to ISPs and people setting up servers." msgstr "" "とても複雑なシステムのためには、<ulink url=\"&url-multidisk-howto;\"> Multi " -"Disk HOWTO</ulink> をご覧になるとよいでしょう。 こちらには、ISP やサーバの管" -"理者が関心を持つような事柄の多くが、 詳細な情報として含まれています。" +"Disk HOWTO</ulink> をご覧になるとよいでしょう。こちらには、ISP やサーバの管理" +"者が関心を持つような事柄の多くが、詳細な情報として含まれています。" #. Tag: para #: partitioning.xml:259 @@ -550,12 +550,12 @@ msgid "" "simultaneous equations on a machine with 256MB of memory, you may need a " "gigabyte (or more) of swap." msgstr "" -"スワップスペースの問題に関しては、様々な見方があります。 大雑把ながらも悪くな" -"いやり方は、 搭載しているシステムメモリと同じ容量のスワップを用意することで" -"す。 ただし多くの場合は 16MB 以下にすべきではありません。 もちろんこのルール" -"にも例外はあります。 例えば 256MB ほどの RAM を積んだマシンで、 10000 変数の" -"連立方程式を解こうとするならば、 1GB (もしくはそれ以上) のスワップを必要とす" -"るでしょう。" +"スワップスペースの問題に関しては、様々な見方があります。大雑把ながらも悪くな" +"いやり方は、搭載しているシステムメモリと同じ容量のスワップを用意することで" +"す。ただし多くの場合は 16MB 以下にすべきではありません。もちろんこのルールに" +"も例外はあります。例えば 256MB ほどの RAM を積んだマシンで、10000 変数の連立" +"方程式を解こうとするならば、1GB (もしくはそれ以上) のスワップを必要とするで" +"しょう。" #. Tag: para #: partitioning.xml:268 @@ -564,9 +564,9 @@ msgid "" "On the other hand, Atari Falcons and Macs feel pain when swapping, so " "instead of making a large swap partition, get as much RAM as possible." msgstr "" -"一方、Atari Falcon や Mac ではスワップが起こるとイライラするでしょう。 そのた" -"め、大きなスワップパーティションを作成するのではなく、 できるかぎり多くの " -"RAM を搭載するようにしてください。" +"一方、Atari Falcon や Mac ではスワップが起こるとイライラするでしょう。そのた" +"め、大きなスワップパーティションを作成するのではなく、できるかぎり多くの RAM " +"を搭載するようにしてください。" #. Tag: para #: partitioning.xml:273 @@ -581,12 +581,12 @@ msgid "" "better performance." msgstr "" "32-bit のアーキテクチャ (i386、m68k、32-bit SPARC、PowerPC) におけるスワップ" -"パーティションの最大サイズは 2GB です。 これはほとんどの場合において充分な大" -"きさであるはずです。 しかし、もしこれ以上の大きさのスワップ領域が必要なら、 " -"別のディスク (あるいは<quote>スピンドル</quote>) にスワップ領域を分散した" -"り、 また可能ならば、SCSI や IDE の別々のチャンネルに スワップ領域を分散した" -"りするよう試みるべきでしょう。 このようにすると、カーネルは複数のスワップ領域" -"を バランス良く使おうとするので性能が向上します。" +"パーティションの最大サイズは 2GB です。これはほとんどの場合において充分な大き" +"さであるはずです。しかし、もしこれ以上の大きさのスワップ領域が必要なら、別の" +"ディスク (あるいは<quote>スピンドル</quote>) にスワップ領域を分散したり、また" +"可能ならば、SCSI や IDE の別々のチャンネルにスワップ領域を分散したりするよう" +"試みるべきでしょう。このようにすると、カーネルは複数のスワップ領域をバランス" +"良く使おうとするので性能が向上します。" #. Tag: para #: partitioning.xml:283 @@ -598,12 +598,12 @@ msgid "" "partition on <filename>/dev/hda3</filename> and about 1.2GB on <filename>/" "dev/hda2</filename> as the Linux partition." msgstr "" -"一例として、以前の自宅用マシンを紹介しましょう。 このマシンは 32MB の RAM と " +"一例として、以前の自宅用マシンを紹介しましょう。このマシンは 32MB の RAM と " "<filename>/dev/hda</filename> に 1.7GB IDE の ハードディスクを搭載していまし" -"た。 <filename>/dev/hda1</filename> には別の OS 用に 500MB のパーティションが" -"あり、 <filename>/dev/hda3</filename> を 32MB のスワップパーティションとして" -"使用し、 残りの約 1.2GB の <filename>/dev/hda2</filename> を Linux パーティ" -"ションにしていました。" +"た。<filename>/dev/hda1</filename> には別の OS 用に 500MB のパーティションが" +"あり、<filename>/dev/hda3</filename> を 32MB のスワップパーティションとして使" +"用し、残りの約 1.2GB の <filename>/dev/hda2</filename> を Linux パーティショ" +"ンにしていました。" #. Tag: para #: partitioning.xml:292 @@ -613,7 +613,7 @@ msgid "" "after your system installation is complete, check <xref linkend=\"tasksel-" "size-list\"/>." msgstr "" -"システムのインストールが 完了した後に入れることになるであろう各タスク (task) " +"システムのインストールが完了した後に入れることになるであろう各タスク (task) " "の占める領域については <xref linkend=\"tasksel-size-list\"/> を調べてくださ" "い。" @@ -631,10 +631,10 @@ msgid "" "systems. You need to know the names that Linux uses when you create and " "mount partitions. Here's the basic naming scheme:" msgstr "" -"Linux におけるディスクおよびパーティションの命名法は、 他のオペレーティングシ" -"ステムとは異なっています。 パーティションを作成したりマウントしたりする際に" -"は、 Linux がどのようなディスク名を用いるのか知っておく必要があります。 以下" -"は基本的な命名法の仕組みです。" +"Linux におけるディスクおよびパーティションの命名法は、他のオペレーティングシ" +"ステムとは異なっています。パーティションを作成したりマウントしたりする際に" +"は、Linux がどのようなディスク名を用いるのか知っておく必要があります。以下は" +"基本的な命名法の仕組みです。" #. Tag: para #: partitioning.xml:317 @@ -712,13 +712,13 @@ msgid "" "<filename>/dev/hdc</filename> on pdisk may show up as <filename>/dev/hda</" "filename> in Debian). </phrase>" msgstr "" -"IDE セカンダリーコントローラのマスターディスクおよびスレーブディスクは、 それ" +"IDE セカンダリーコントローラのマスターディスクおよびスレーブディスクは、それ" "ぞれ <filename>/dev/hdc</filename>、<filename>/dev/hdd</filename> と名付けら" -"れる。最近の IDE コントローラは 2 つのチャンネルを持ち、 事実上 2 つのコント" -"ローラがあるかのように動作します。 <phrase arch=\"m68k\"> これらの文字は、" -"Mac のプログラム pdisk が表示するものとは異なっています (例えば pdisk 上で " +"れる。最近の IDE コントローラは 2 つのチャンネルを持ち、事実上 2 つのコント" +"ローラがあるかのように動作します。<phrase arch=\"m68k\"> これらの文字は、Mac " +"のプログラム pdisk が表示するものとは異なっています (例えば pdisk 上で " "<filename>/dev/hdc</filename> と表示されるものが Debian 上では <filename>/" -"dev/hda</filename> と表示されます)。 </phrase>" +"dev/hda</filename> と表示されます)。</phrase>" #. Tag: para #: partitioning.xml:372 @@ -739,7 +739,7 @@ msgid "" "The first ACSI device is named <filename>/dev/ada</filename>, the second is " "named <filename>/dev/adb</filename>." msgstr "" -"第 1 ASCI デバイスは <filename>/dev/ada</filename>、 第 2 ASCI デバイスは " +"第 1 ASCI デバイスは <filename>/dev/ada</filename>、第 2 ASCI デバイスは " "<filename>/dev/adb</filename> と名付けられる。" #. Tag: para @@ -766,9 +766,9 @@ msgid "" "represent the first and second partitions of the first SCSI disk drive in " "your system." msgstr "" -"各ディスクのパーティションは、ディスク名に十進数を付け加えることで表します。 " -"例えば <filename>sda1</filename> と <filename>sda2</filename> は、 それぞれシ" -"ステムの第 1 SCSI ディスクドライブの第 1、 第 2 パーティションを表します。" +"各ディスクのパーティションは、ディスク名に十進数を付け加えることで表します。" +"例えば <filename>sda1</filename> と <filename>sda2</filename> は、それぞれシ" +"ステムの第 1 SCSI ディスクドライブの第 1、第 2 パーティションを表します。" #. Tag: para #: partitioning.xml:412 @@ -782,12 +782,12 @@ msgid "" "<filename>sda2</filename>, and <filename>sda3</filename>. The same applies " "to the <filename>sdb</filename> disk and its partitions." msgstr "" -"実際にありそうな例を挙げてみましょう。2 つの SCSI ディスクを持つシステムで、 " -"一方の SCSI アドレスが 2、もう一方の SCSI アドレスが 4 だとします。 最初の" -"ディスク (アドレス 2) は <filename>sda</filename>、 2 つ目のディスクは " +"実際にありそうな例を挙げてみましょう。2 つの SCSI ディスクを持つシステムで、" +"一方の SCSI アドレスが 2、もう一方の SCSI アドレスが 4 だとします。最初のディ" +"スク (アドレス 2) は <filename>sda</filename>、2 つ目のディスクは " "<filename>sdb</filename> と名付けられます。もし <filename>sda</filename> ドラ" -"イブに 3 つのパーティションがあるなら、 それらは <filename>sda1</filename>、" -"<filename>sda2</filename>、 <filename>sda3</filename> と名付けられます。 " +"イブに 3 つのパーティションがあるなら、それらは <filename>sda1</filename>、" +"<filename>sda2</filename>、<filename>sda3</filename> と名付けられます。" "<filename>sdb</filename> ディスクとそのパーティションについても同様です。" #. Tag: para |